【やっちまったな日産3】 10月の販売半減に!無資格検査による影響はとても大きい

こんにちは!証券兄さんです。

日産自動車の不正問題が発覚してから、はやくも1か月が経過しました。

その後もたびたび問題などがでているようですが、問題発覚後の売り上げなどもあわせてまとめていきたいと思います。

 

 

問題発覚後も不正

 

車の無資格検査が発覚し、無資格検査を禁止したはずの日産自動車で、指示が徹底されず、不正が続いていました

同社の西川(さいかわ)広人社長は10月19日の記者会見で、現場作業の監督責任者である係長への徹底が不十分だったと説明しました。

ですが、報道関係者から「現場に責任を押し付けようとしているのではないか。指示を現場に徹底できなかった西川社長ら経営陣の問題ではないか」との疑問の声が相次ぎました。

 

西川社長は記者会見の冒頭、国内にある6工場のうち4工場で不正な検査が続いていたことを明らかにしました。

そして、最初に問題が発覚した後に、

(1)無資格者が完成車の検査を行うことを禁止

(2)無資格者が、認定された検査員の予備の印鑑を証明書に押す偽装行為があったため、使う印鑑を一つにする

(3)管理を強化する

三点のことを決定し、全工場に指示したと説明しました。

そのうえで、西川社長自身が一部の現場に足を運んで直接話をし、指示について確認をしたと述べました。

 

ところが、そうした指示や確認が4工場には行き渡らなかったのです。

西川社長はその理由について、「不徹底と言う以外に言い訳のしようがない。(不正は)過去に組織的に運営されていた。その要になるのは課長ではなく、現場の監督者である係長ということ」と述べ、次のように続けました。

「今回、我々から生産部門のトップ、そして工場長、それから部長、課長と、課長から係長へという形で(無資格検査を禁止する)指揮命令が伝わっていった。その過程で課長と係長との間のコミュニケーションのギャップが非常に大きくて、ここに一つの落とし穴があったのではないかと思っている」

 

 

二度と不正を起こさない体制に

 

そして、二度と不正が起きない体制を2週間程度かけて作ると説明し、次のように続けました。

「実施にあたっては、我々が思っていることが現場に届かないといけない。生産部門の副社長、役員、工場長、部課長という階層で(指示命令をするという)仕事をしていたが、緊急対応として、山内康裕CCO(チーフ・コンペティティブ・オフィサー)をヘッドとして、各工場、なかでも一番の要である係長に直接指示する

CCOとは購買、生産、研究開発など車の製造に関する部門の統括責任者のことです。

 

西川社長はさらに、次のように発言しました。

「これは言ってみると、習慣化したものを抜いていくという緊急体制になると思う」

「皆さんから見て、『検査をしてはいけない人がやらなければいいだけなんだから、簡単なことだろう』と言われるかもしれないが、長年、現場で常態化してきたこと、この癖を抜くためにはこれぐらいのことをしないと」

西川社長はさらに、改善すべき点として「彼ら(係長)が抱えている問題を正確に把握すること。例えば要員が足りないのであれば、要員配置をきちんとする。検査員の養成プログラムのアップデートが必要と現場が思っているのであれば、それをくみ取る。このギャップを埋め、コミュニケーションを改善していく」と指摘しました。

 

 

売り上げの変化

 

日産自動車は31日、10月の国内新車販売台数(軽自動車を除く登録車)が前年同月比約5割減少した模様だと明らかにしました。

無資格検査問題を受けて、国内6カ所の全完成車工場が国内向け出荷を停止しているのが主因ですが、ブランドイメージ悪化が客離れにつながっている可能性もあります。

日産の国内販売は、独自の電動化技術を採用した小型車「ノート」などがけん引し、今年9月まで11カ月連続で前年を上回る好調ぶりが続いていました。

その効果もあり、提携する三菱自動車と仏ルノーを合わせた3社連合の世界販売台数は2017年上半期(1~6月)に初の世界一となっていました。

年間での首位もうかがっていたが、10月の急失速を受けて見通せなくなっています。

 

日産は31日までに、まず日産自動車九州(福岡県苅田町)について完成検査ラインを柵で囲うなどし、有資格者だけが関わる体制を整えて国土交通省に報告しました。

11月3日までに同様の対策を全6工場で行い、国交省の確認を経て出荷を再開したい考えですが、ブランドイメージ悪化の深刻さによっては、販売への影響が長引く恐れもあります。

 

 

株価の動き

 

日産自動車 <7201>

 

株価:1098.5円  2017/10/31

PER: 8.03

PBR: 0.88

配当利回り:4.82%

 

チャート画像

 

元々割安感が強く、下値不安は少ない銘柄です。一方で、今後の悪影響の度合いは徐々に明らかになっていくことから上値も抑えらりでしょう。とはいえ不祥事にしてはほとんど値下がりしていないと言えるでしょう。

配当利回り4.76%、PER8倍と買い安心感のある株ですが、値動きは非常に重い銘柄です。配当メインで長期に持つのか、短期で10円単位での利ザヤ狙いで持つのがよさそうだと証券兄さんは思います。

 

 

あくまでご参考までに。

今回も読んでいただきありがとうございました。疑問点や質問等がありましたらご意見下さい。次回もよろしくお願いします!

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