米トイザらスが破産検討?  日本のトイザらスへの影響はあるのか

こんにちは!証券兄さんです。

おもちゃと言えばトイザらスというくらい大きな企業ですが、なんと破産も視野に入れているというニュースが報道されていました。

実際どのようになっているのか、日本のトイザらスにも影響はあるのかについて今回まとめていきたいと思います。

 

 

米トイザらスが破産検討  約440億円の債務

 

アメリカのおもちゃ大手トイザラスの経営破綻の可能性について、CNBCテレビなどが報じました。

トイザラスは、2018年に返済期限を迎える4億ドル(約440億円)もの負債を処理するため、法律事務所と契約しました。

破綻手続きも選択肢の一つとして経営再建策を検討しているということです。

 

法律事務所は「カークランド・アンド・エリス」という事務所です。

過去に数多くの企業の財政や経営の再建を成功させており、今回の契約は必ずしもトイザラスの「破産手続き」を意味するものではないともCNBCテレビは指摘しています。

しかしながら、テレビで報道されるほど危険度が高いのもまた事実です。

 

トイザラスの広報担当者は、「私たちは当初、第1四半期の収支報告・業績発表について話し合っていました。トイザラスは2018年の期限を迎える債務に取り組むため、追加融資を得る可能性も含めて、あらゆる方法を模索している」と声明の中で述べました。

米小売り大手のウォールマート・ストアーズの安売り攻勢や、インターネット大手のアマゾン・コムとの競争激化により、経営環境が厳しくなっていました。

 

これまでは投資ファンドの支援を受けて資金繰りをし、2016年は一部の債務を再編させることに成功しています。

しかし、破産する小売店が相次いだことから、借り入れが困難となっていました。

トイザラスは、ネットで買い物するようになったに消費者への対応に苦戦したことを認識しています。

USAトゥデイによると、過去3年間で1億ドル(約110億円)をデジタル事業に投資し、最近ではウェブサイトもリニューアルするなどしています。

デジタル化への移行が遅れたツケは大きなものになりそうです。

 

 

 日本トイザらスへの影響

 

日本のトイザらス事業は、日本トイザらス(株)(神奈川県)が手掛けています。

9月7日(日本時間)、日本トイザらスの担当者は東京商工リサーチの取材に応じ、「米トイザらスは50億ドル(5500億円)の債務がある。このリファイナンスを検討しているのは事実である」と述べました。

上記の債務以上にありますね。440億円分が早急に返済しなくてはいけなくて、合計で5500億円もの借金がある…。

 かなり危険であると証券兄さんは思います。

 

ただ、「この動きが日本のビジネスに直接影響を与えることはない」との認識を示しました。

資本関係として、日本トイザらスは、ティーアールユー・ジャパン・ホールディングス・エルエルシーとティーアールユー・ジャパン・ホールディングス2・エルエルシーの2法人が株主となっています。

2法人の出資比率や所在地は非公表なので詳しくは分かりませんが、2法人は、トイザらス・アジア・リミテッド(香港、以下トイザらスアジア)の支配下にあります。

トイザらスアジアには、米トイザらスが約85%、FUNG RETAILING LIMITED(DUNS:686542549、香港)が約15%を出資しています。

つまり、米トイザらスの下にトイザらスアジアがあり、トイザらスアジアの下に日本トイザらスがあるということです。

これで影響がないとは考えられませんよね…。

 

 

日本トイザらスの株について

 

日本トイザらス(株) <7645>

株価: 非公開

※トイザらスは株式の非公開となっています。日本トイザらスはアメリカの親会社によって完全子会社化されているため、一般の方が購入することができません。

ちなみに一株587円がTOB価格でした。

二回目になりますが、これで影響がないとは考えられません。

 

ちなみに、日本トイザらスの業績は、 東京商工リサーチのデータベースによると、日本トイザらスの2017年1月期の売上高は1405億円で前期より3.1%減収となった。これは既存店の改装などが影響したようです。
今期(2018年1月期)の業績について、日本トイザらスの担当者は「具体的な数値は出せないが、順調に推移している」とのこと。

 

 

「ハローマック」というおもちゃ屋を覚えていますか

 

米トイザらスの経営危機報道を受けて、日本のネット上で不思議な現象が起こっています。

10年近く前に撤退したおもちゃチェーン店「おもちゃのハローマック」の名前が、ツイッターで急浮上しています。

 

ハローマックこと「おもちゃのハローマック」は、「東京靴流通センター」のブランドで知られるチヨダ(東京・杉並区)が1985年から展開していたチェーン店です。

各地の主要道路沿いに、特徴的なお城風の店舗を多数出店、一時は400店舗近くを擁していましたが、業績不振から2008年に撤退しました。

現在でも地方では跡地を「居抜き」で利用している店がしばしば見られることもあり、20~40代を中心に「懐かしのお店」として語られることも多いです。

 

冥府からハローマックとバンバンが呼んでいる

今回の「急浮上」は、トイザらスのピンチに、ハローマックの顛末を思い出した人が多かったためと見られます。

ツイッターには、

トイザらスもハローマックと同じ道を辿ってしまうのか

トイザらスのキリンもハローマックのライオンみたいになるのか」(※キリン、ライオンはそれぞれ両社のイメージキャラクター)

冥府からハローマックとバンバンが呼んでいる

などなど、やはり撤退した玩具チェーン「おもちゃのBANBAN」(1985年~2000年)などもからめて、トイザらスの行方を心配する声が相次いでいます。

「トイザらス」の根強い人気はまだまだ健在のようです。

 

 

まとめ

「トイザらス」の破産検討についてまとめました。

日本トイザらスにも大きな影響が出そうです。米トイザらスが日本トイザらスを手放すとなれば、どこかのファンドが資金を入れるか、同業他社が買いを入れるのでしょうか。

正直、証券兄さんはおもちゃの購入はネット通販が主になるのではと思います。

結局アマゾン一強になるのは、デジタル化による最適化が進んでいるのでしょうがないことだと思います。

結論としては、アマゾンはまだまだ伸びる

 

おもちゃ屋がなくなってしまうのは、男の子ごころでは寂しいですが、これも時代の流れなのかもしれません。

あくまでご参考までに。

 

今回も読んでいただきありがとうございました。疑問点や質問等がありましたらご意見下さい。次回もよろしくお願いします!

 

 

 

 

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