こんにちは!証券兄さんです。
今週のまとめを書いていきたいと思います。6/24のまとめの際の証券兄さんの予想は、22000-22900円 レンジでしたが、日経平均株価がどのように推移したかも含めてまとめていきます。
一週間お仕事お疲れさまでした。今週の株式相場の動きをまとめていきます。ちなみに先週のまとめは以前の記事をご覧ください。
今週のまとめ
今週の日経平均株価は、
・16日祝日明けの17日は連休中の米国株高や円安基調を受けて前週末比小幅続伸で寄り付きました。後場には上げ幅が一時前日比230円超となり、2万2800円台を回復する場面もありました。
(22697円 +100円)
・18日も、前日の米ナスダック株価指数の最高値更新や円安等を要因として、日経平均株価はハイテク株等を中心に前日比続伸で寄り付き、一時22949円まで上昇しましたが、後場には中国株式市場が軟調となったことから上げ幅を縮小させました。
(22794円 +96円)
・19日はドル円レートが前日に113円台まで円安が進んだことを要因として、機械等、輸出関連株に見直し買いが入り、前場に一時22926円に上昇しました。しかし、中国株式相場の下落が鮮明になると日経平均株価も下げ始め、引けは小幅ながらも5営業ぶりの反落となりました。
(22764円 -29円)
・20日の日経平均株価は前日比66円安の2万2,697円と続落。TOPIXは同4ポイント安の1,744ポイントで引けました。円高一服などを支えに一時2万2,869円(前日比105円高)まで上昇する場面もありましたが、一巡後は中国人民元安をきっかけに株価指数先物主導で売られ、再度マイナス圏入りした結果となりました。
(22697円 -66円)
今週(17~20日)の日経平均は2万2697円(前々週比100円高)に上昇しました。2万3000円手前では上値が重くなるものの、1月高値に対する信用期日接近に伴う売りをこなして頑強さを維持しました。
米国と中国の通商問題が実体経済にもたらす影響は見極めにくいですが、少なくともマーケットはこの戦争の「勝敗」を先取りした模様です。両国の株価指数をみると、NYダウが直近で3月末より4%高いのに対し、上海総合指数は1割超安いです。
日本株は、強い米国株に引っ張られる形で高水準をキープしている。ドル・円も一時1ドル=113円台の円安水準まで上昇。海外勢が日経平均先物を買う動きにつながっています。ただ、先物については積み上がった一部プレーヤーの買いポジションの巻き戻しが想定される上に、現物サイドも出来高にやや物足りなさがあります。そのせいか、今週は終盤にかけて日経平均が伸び悩み、一目均衡表(日足)は、一度突破した「雲」の上限に再びつっかける形になりました。つまり、いったん相場の軟化が予想される来週、再来週にかけてが、絶好の買い場となる可能性が大きそうです。
来週のイベント
国内でのイベントを黒字、海外のイベントを赤字表記してます。
7月23日(月)
・米6月シカゴ連銀全米活動指数=21時30分
・米6月中古住宅販売件数=23時
7月24日(火)
・40年国債入札
・トルコ中銀金融政策決定会合
・米5月FHFA住宅価格指数=22時
7月25日(水)
・独7月Ifo景況感指数=17時
・BRICS首脳会議(~27日、南ア)
・米6月新築住宅販売件数=23時
・米5年国債入札
7月26日(木)
・6月企業向けサービス価格指数=8時50分
・2年国債入札
・ECB定例理事会(ドラギ総裁会見)
・米6月耐久財受注=21時30分
・米7年国債入札
7月27日(金)
・米4~6月期GDP=21時30分
証券兄さんの予想
日経平均株価の予想レンジは22200-23000円
通商問題をめぐっては、トランプ米大統領が今週にEU(欧州連合)のユンケル欧州委員長などと会談するそうです。米国は中国だけではなく、自動車分野で欧州や日本に戦いを挑もうとしている状況。株式市場では、それに伴う小爆発も想定しておく必要があります。
日本企業の4~6月決算の発表も本格的にスタートです。ピークは来週ですが、今週の先行組の業況次第では、日本株相場が盛り上がりをみせる可能性もあるのではないでしょうか。
あくまでご参考までに。
今回も読んでいただきありがとうございました。疑問点や質問等がありましたらご意見下さい。次回もよろしくお願いします!
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