こんにちは!証券兄さんです。
今週のまとめを書いていきたいと思います。先週のまとめの際の証券兄さんの予想は、21700-22500円 レンジでしたが、日経平均株価がどのように推移したかも含めてまとめていきます。
一週間お仕事お疲れさまでした。今週の株式相場の動きをまとめていきます。ちなみに先週のまとめは以前の記事をご覧ください。
今週のまとめ
今週の日経平均株価は、
・11日は今週の米朝首脳会談や日米欧の金融政策会合など重要イベントを控え、様子見姿勢となる中、小幅続落で寄り付きました。後場は109円台後半への円安を受けて、先物買いが入り一段高となりました。
(22804円 +109円)
・12日は一時2万3000円を回復する場面もあったが、米朝首脳会談の動向に振り回される格好となり不安定な推移となりました。
(22878円 +74円)
・13日はFOMCの結果発表を控える中、円安基調が継続していることを好感し3日続伸となりました。
(22966円 +88円)
・14日は前日の米国株安や110円台前半へ円高が進行したことが重石となり、反落して寄り付きました。その後はECB理事会や米中貿易摩擦の懸念などを背景に、下げ幅を拡大し安値引けとなりました。
(22738円 -227円)
・15日の日経平均株価は前日比113円高の2万2,851円と反発。TOPIXは同5ポイント高の1,789ポイントで引けました。米中通商問題への警戒感に加え半導体株安が重しとなり、その後は円弱含み推移を支えに大引けにかけて盛り返しました。
(22851円 +113円)
FOMC(米連邦公開市場委員会に加え、ECB(欧州中央銀行)も年内に量的緩和を終了します。一方、日銀は15日に開いた金融政策決定会合で現行の金融緩和政策の維持を決めました。金利差拡大の方向が明確化し、外国為替市場では対ドル、対ユーロでの円安が進みやすくなる地合いが整いました。
日本株にとっての好材料はそれだけではない。欧米の金融政策の正常化は、債券市場からの資金流出を促す要素となる。あふれたマネーが株式市場に向かう可能性は高く、いわゆる「債券売り・株買い」の動きの本格化も期待される。需給面では、2市場の信用買い残が前週(8日申し込み時点)は1000億円超減り、信用倍率が4.03倍(前々週は4.30倍)に改善。また、裁定買い残の水準も直近ピークの2.69兆円から足元では2兆円強の水準まで整理が進み、潜在的な売り圧力も薄まりつつあります。
来週のイベント
国内でのイベントを黒字、海外のイベントを赤字表記してます。
6月18日(月)
・5月貿易統計=8時50分
・米6月NAHB住宅市場指数=23時
6月19日(火)
・30年国債入札
・米5月住宅着工件数=21時30分
・米5月建設許可件数=21時30分
6月20日(水)
・4月26、27日開催の日銀金融政策決定会合議事要旨
・5月訪日外客数
・タイ中銀金融政策決定会合
・米1~3月期経常収支=21時30分
・米5月中古住宅販売件数=23時
6月21日(木)
・5年国債入札
・米6月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数=21時30分
・米4月FHFA住宅価格指数=22時
・米5月CB景気先行総合指数=23時
・米30年インフレ連動国債入札
6月22日(金)
・5月消費者物価指数=8時30分
・4月全産業活動指数=13時30分
証券兄さんの予想
日経平均株価の予想レンジは22500-23400円
今週は米国を中心に経済指標が注目されます。19日には米5月住宅着工件数、20日には米5月中古住宅販売件数、21日には米5月CB景気先行総合指数が発表される。いずれも高水準を維持できれば、利上げ→円安・株買いへの意識がより強まります。欧州では、ドラギ総裁が講演をする19日のECBフォーラムが焦点になりそうです。ECB理事会では出口戦略が具体化したが、この方向が補強されることで、円安・ユーロ高につながるかもしれませんね。
あくまでご参考までに。
今回も読んでいただきありがとうございました。疑問点や質問等がありましたらご意見下さい。次回もよろしくお願いします!
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“株式展望 6/17 欧米の金融政策の正常化により、債券市場からの資金流出しそう!” への1件の返信