こんにちは!証券兄さんです。
今週のまとめを書いていきたいと思います。先週のまとめの際の証券兄さんの予想は、22200-23200円 レンジでしたが、日経平均株価がどのように推移したかも含めてまとめていきます。
一週間お仕事お疲れさまでした。今週の株式相場の動きをまとめていきます。ちなみに先週のまとめは以前の記事をご覧ください。
今週のまとめ
今週の日経平均株価は、
・14日は前週末の大幅上昇の反動もあり、反落して寄り付きました。売り一巡後はプラス転じ、後場は上げ幅を拡大して3日続伸で引けました。
(22865円 +107円)
・15日は米中貿易摩擦を巡る懸念が後退したことや、円安に振れたことを背景に続伸して始まったが、テクニカル面での過熱感も意識され小幅反落となりました。
(22818円 -47円)
・16日は前日の米国株安や、寄り前に発表された1-3月期実質GDPが市場予想を下回ったことで続落して寄り付きました。一方、110円台前半へ円安が進行したことが下支えとなったものの、上値は重たいものでした。
(22717円 -100円)
・17日は前日の米国株高や円安基調の継続を背景に反発して寄り付き、後場からも上げ幅を拡大しました。
(22838円 +121円)
・18日の日経平均株価は前日比91円高の2万2,930円と続伸。TOPIXは同6ポイント高の1,815ポイントで引けました。買い進む動きは限定され、大引けにかけて高値圏でもみ合いました。
(22930円 +91円)
今週の日経平均は前々週末比171円高の2万2930円で取引を終えました。その間、ドル・円がおよそ4カ月ぶりに1ドル=111円まで上昇し、米国の金利上昇や地政学リスクの後退を背景に円安が進みました。
東証1部上場企業の前3月期の営業利益は、前々期比で十数%の拡大を達成しました。今期の見通しの増益率は2%前後だが、輸出企業の6割程度が1ドル=105円と時価よりも5円以上円高の水準に前提レートを設定している。市場は増額余力を織り込み始めています。
原油高に伴う原材料コストの増加や、ガソリン高・値上げによる個人消費への影響は無視できません。17日に発表された1-3月期の実質GDP(国内総生産)は前期比年率0.6%減と9四半期ぶりにマイナス成長に転じました。しかし、同時に浮上してきたのが景気対策への期待です。来年には消費税の引き上げを控えていることもあり、大型の財政出動があるのではないでしょうか。
来週のイベント
国内でのイベントを黒字、海外のイベントを赤字表記してます。
5月21日(月)
・4月貿易統計=8時50分
・4月首都圏新規マンション発売=13時
・タイ1~3月期GDP=11時30分
・米4月シカゴ連銀全米活動指数=21時30分
5月22日(火)
・20年国債入札
・米2年国債入札
5月23日(水)
・3月全産業活動指数=13時30分
・米4月新築住宅販売件数=23時
・米5年国債入札
・5月1、2日開催のFOMC議事録
5月24日(木)
・サンクトペテルブルク国際経済フォーラム(~26日)
・米3月FHFA住宅価格指数=22時
・米4月中古住宅販売件数=23時
5月25日(金)
・独5月Ifo景況感指数=17時
・米4月耐久財受注=21時30分
証券兄さんの予想
日経平均株価の予想レンジは22600-23500円
日経平均が心理的フシ目の2万3000円を突破してくると、買い遅れていた向きも参戦を促されます。海外勢の間でも日本株の「持たざるリスク」が意識されてきます。市場の累積出来高をみると、日経平均2万3000円台後半までは真空状態に近く、今週は上げ足が速まる展開もあるのではないでしょうか。
もちろん、ここへきて駆け引きに出た北朝鮮の動向も注視する必要があります。ラマダン(断食月)に入った中東にも火種が残っています。米長期金利の上昇は新興国経済の重荷となる面もあるため、まだまだ楽観はできません。しかし、少なくとも業績の裏付けがある銘柄については、しばらく強調展開が続く公算が大きいです。
あくまでご参考までに。
今回も読んでいただきありがとうございました。疑問点や質問等がありましたらご意見下さい。次回もよろしくお願いします!
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“株式展望 5/20 駆け引きに出た北朝鮮、ラマダン(断食月)に入った中東の動向に注意!” への1件の返信