こんにちは!証券兄さんです。
今週のまとめを書いていきたいと思います。先週のまとめの際の証券兄さんの予想は、21400-22200円 レンジでしたが、日経平均株価がどのように推移したかも含めてまとめていきます。
一週間お仕事お疲れさまでした。今週の株式相場の動きをまとめていきます。ちなみに先週のまとめは以前の記事をご覧ください。
今週のまとめ
今週の日経平均株価は、
・16日は14日未明に米英仏共同によるシリア攻撃が行われたが、マーケットへの影響は限定的でした。買い一巡後は時間外の米ダウ平均先物が上昇したことや円安が進行したことを背景に、高値圏でもみ合いました。
(21835円 +56円)
・17日は17-18日に開催される日米首脳会談を控え、様子見姿勢が強まり、方向感の乏しい展開となりました。
(21847円 +12円)
・18日は前日の欧米株高を受け、続伸して寄り付きました。その後も上げ幅を拡大し、取引時間中としては2月28日以来、約1ヶ月半ぶりに2万2000円台を回復しました。
(22158円 +310円)
・19日は日米首脳会談が無難に通過し107円台半ばへ円安が進んだことなどを好感し、一時200円超上昇する場面もありました。後場からは伸び悩んだものの5営業日続伸となりました。
(22191円 +32円)
・20日の日経平均株価は前日比28円安の2万2,162円と6営業日ぶりに小反落。TOPIXは同小幅高の1,751ポイントで引けました。来週から本格化する決算発表を見極めたいとの空気もあり、全般は様子見気分に傾いた結果に。
(22162円 -28円)
17、18日の日米首脳会談では、本格的なFTA(自由貿易協定)の議論が持ち上がらなかった上、為替に対するトランプ米大統領からの言及もなく、日本株の投資家にとっては取り越し苦労となりました。
一方、日本に先行して本格化した米国企業の1~3月決算は好調な内容が目立つ。リスクイベントの通過と相まって、日本株に対し年初から先物を中心に徹底した売りスタンスをとってきた海外勢が買い戻しに転じたことが、足元の指数の上昇の背景にあると思われます。日本も3月期の決算シーズンに入ります。円高や貿易摩擦への不安から、日経平均の直近の安値圏では1割程度の減益が織り込まれていたとみられます。しかし、2月期決算の安川電機(6506)が1ドル=105円前提で実質増益の新年度見通しを打ち出すなど明るい要素も浮上しています。
来週のイベント
国内でのイベントを黒字、海外のイベントを赤字表記してます。
4月23日(月)
・米3月シカゴ連銀全米活動指数=21時30分
・米3月中古住宅販売件数=23時
4月24日(火)
・3月企業向けサービス価格指数=8時50分
・2年国債入札
・独4月Ifo景況感指数=17時
・米2月FHFA住宅価格指数
・米2月S&PコアロジックCS住宅価格指数=22時
・米3月新築住宅販売件数
・米4月CB消費者信頼感指数=23時
・米2年国債入札
4月25日(水)
・2月全産業活動指数=13時30分
・トルコ中銀金融政策決定会合
・米5年国債入札
4月26日(木)
・ASEM(アジア欧州会合)財務大臣会合
・ECB定例理事会(ドラギ総裁会見)
・米3月耐久財受注=21時30分
・米7年国債入札
4月27日(金)
・3月労働力調査・有効求人倍率=8時30分
・3月鉱工業生産
・3月商業動態統計=8時50分
・英1~3月期GDP=17時30分
・米1~3月期GDP=21時30分
・米独首脳会談
証券兄さんの予想
日経平均株価の予想レンジは21900-22500円
日本も3月期の決算シーズンに入ります。円高や貿易摩擦への不安から、日経平均の直近の安値圏では1割程度の減益が織り込まれていたとみられます。しかし、2月期決算の安川電機(6506)が1ドル=105円前提で実質増益の新年度見通しを打ち出すなど明るい要素も浮上しています。
今週はまだ発表ピークの一段階前に当たります。それでも、24日に日本電産(6594)、25日にJSR(4185)、26日には新日鉄住金(5401)やJFEホールディングス(5411)といった重要企業が控えているので注目が必要です。
あくまでご参考までに。
今回も読んでいただきありがとうございました。疑問点や質問等がありましたらご意見下さい。次回もよろしくお願いします!
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