こんにちは!証券兄さんです。
今週のまとめを書いていきたいと思います。先週のまとめの際の証券兄さんの予想は、20700-21500円 レンジでしたが、日経平均株価がどのように推移したかも含めてまとめていきます。
一週間お仕事お疲れさまでした。今週の株式相場の動きをまとめていきます。ちなみに先週のまとめは以前の記事をご覧ください。
今週のまとめ
今週の日経平均株価は、
・2日は前週末の欧米株式市場が休場の中、寄り前に発表された3月調査・日銀短観の業況判断DIが市場予想を若干下回ったことを受けて、小幅反落して寄り付いた。この影響は限定的で寄り後は再び値を戻したものの、後場からは反落し安値引けとなった。
(21388円 -65円)
・3日は前日の米国株が大幅安になったことに加え、円高が進行したことを背景に続落して寄り付き一時300円超と下げ幅を拡大したが、売り一巡後は下げ渋る展開となった。
(21292円 -96円)
・4日は前日の米国株の大幅高や106円台半ばへ円安が進んだことを好感し反発して寄り付いたが、その後は伸び悩んだ。
(21319円 +27円)
・5日は前日の米国株高に加え、106円台後半へ円安が進んだことを受け続伸して寄り付き、後場には一時400円超と一段高となる場面もあった。
(21645円 +325円)
・6日の日経平均株価は前日比77円安の2万1,567円と3日ぶりに反落。TOPIXは同5ポイント安の1,719ポイント。米中貿易摩擦問題の行方を見極めたいとの空気や、現地6日の米3月雇用統計発表をにらみ、手控え気分が強まった。
(21567円 -77円)
鉄鋼・アルミニウムに続き、ハイテク製品など1300品目の中国製品に対し25%の関税上乗せに踏み切った米国。中国側はWTO(世界貿易機関)に提訴した上で、大豆や自動車といった米国製品に同規模の報復関税を打ち出しました。これで両者がカードを使い切り、あとは落としどころを探るだけの展開かと思っていました。
こうした楽観論をあざ笑うかのように、トランプ大統領はより大胆な態度に打って出ました。対立はエスカレートしかねず、中国が再報復に動く可能性もあります。もちろんまともに衝突するデメリットは双方にとって大きく、水面下で軟着陸へ向けた交渉が続くとみられます。ただ、対中強硬派で固めたトランプ陣営だけに、「引くに引けず」のリスクもぬぐい切れないと予想されます。
来週のイベント
国内でのイベントを黒字、海外のイベントを赤字表記してます。
4月9日(月)
・2月国際収支=8時50分
・3月消費動向調査=14時
・3月景気ウオッチャー調査
4月10日(火)
・米3月生産者物価=21時30分
・米3年国債入札
4月11日(水)
・2月機械受注=8時50分
・3月国内企業物価指数=8時50分
・中国3月消費者物価=10時30分
・中国3月生産者物価=10時30分
・米3月消費者物価=21時30分
・米3月財政収支=12日3時
4月12日(木)
・3月マネーストック=8時50分
・3月都心オフィス空室率=11時
・30年国債入札
・インド3月消費者物価指数=21時
・米3月輸出入物価=21時30分
・米30年国債入札
4月13日(金)
・中国3月貿易収支
・米4月ミシガン大学消費者マインド指数=23時
証券兄さんの予想
日経平均株価の予想レンジは21400-22200円
外部環境に恵まれないまま、今週はSQ前の需給整理の動きも警戒されます。日経平均は25日移動平均線を奪回し、1月23日の高値(2万4129円)を起点とする下降トレンドを明確に上抜いているものの、次のフシ目の2万2000円は近くて遠いと言えるでしょう。
それでも今年に入り猛烈に売り込んでいた外国人投資家が、ここへきて買い戻しに動いた形跡があります。東証公表の投資部門別売買状況によれば、海外勢は3月第4週(26~30日)に12週ぶりに小幅ながら日本株を買い越しました。また、個人のカラ売り比率も急低下するなど、マーケットの先安観が後退したのは明らかでしょう。
あくまでご参考までに。
今回も読んでいただきありがとうございました。疑問点や質問等がありましたらご意見下さい。次回もよろしくお願いします!
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