信用取引とは?

こんにちは!証券兄さんです。

株の取引は、基本的に「安い時に株を買い、高くなったら株を売る」というものです。ですが、これでは投資のチャンスが少なくなってしまいます。そこで利用できるのが「信用取引」になります。今回は「信用取引」についてまとめていきたいと思います。

 

信用取引とは?

一般的に株をやる場合は、証券会社にお金を入れて、入れた金額分以内の額で、株の売買をしていると思います。

この場合は信用取引ではなく、現物取引になります。

 

信用取引は、わかりやすく言えば、証券会社からお金を借りて、そのお金で株式投資をするということです。

ですので、証券会社に入れたお金以上の額を運用することができます

これが信用取引の最大の特徴になります。証券会社がお客を信用してお金を貸すので、信用取引と言われています。

 

しかしいくら信用するといっても、無条件でいくらでもお金を貸してくれるわけではありません。(証券会社も、そこまで信用はしませんよね)

お金を借りたい場合は、証券会社に委託保証金(つまりは担保です。)を入れる必要があります。さらに、借りている間は、当然金利がかかります。

証券会社によって違いますが、金利はだいたい3%から4%程度です。委託保証金に関しても、いくらでもいいと言う訳ではなく、最低これだけは担保として入れてください、というラインが決められています。

 

これも証券会社によって違いますが、30万くらいのところが多く、だいたいその3倍ほどのお金までなら、貸してくれます。なぜお金を借りてまで株を買うかというと、単純に30万のお金だけを運用するより、90万のお金を運用した方が、資金効率がいいからです。

しかし当然リターンが3倍になる分、リスクも3倍になります。

 

たとえば、30万の委託保証金で90万の額を運用し、10%の9万円の利益を出せば、自分がはじめに出した委託保証金の30万から考えると、30%の利益になります。

株では10%の利益はそう難しいことではありませんが、30%の利益となると1年かけてもなかなか難しいです。しかし、同じく90万の10%の損失が出た場合を考えると、30万に対しては30%の損失になってしまいます。

 

ですので、株式投資になれた人、自信のある人でないと、手を出さない方が無難なのが信用取引です。

このように少ない元手で大きな資金を動かし、利益を狙うことをレバレッジと言います。レバレッジはてこの意味で、少ない資金を元に大きな資金を動かすことが、小さい力で大きなものを簡単に動かせるてこの原理に似ていることから、
こう呼ばれています。

 

信用取引のメリット

下げ局面も投資機会に

信用取引の魅力は、株式を保有していなくても、「売りから入れる」ことです。信用取引をおこなうことにより、買ってから売る、だけでなく、売ってから買う、ということができるようになるのです。

相場は上げトレンド・下げトレンド・もみあいの3局面がありますが、信用取引の売りを活用することで、投資機会が広がります。もみあい相場でも「買えたら売り」一辺倒の不自由さから逃れ、「売れたら買い」も可能で、投資スタイルの自在性・機動性が増します。

 

レバレッジ効果を利用できる

先ほども説明しましたが、現物取引では、ある銘柄に投資したい場合、最低でも時価相当分の資金を用意する必要があります。対して信用取引では約定代金の一部の費用を負担するだけで、何倍もの取引が可能となります。

「今は手元資金が足りないから」といった理由で、投資タイミングと思いながらあきらめてしまった経験はありませんか。信用取引を活用することで、投資を断念することなく(手元資金ができるまでの間)投資機会とすることが可能です。

 

様々なポジションを持てる

 

信用取引を活用することで、投資スタイルが多彩となり、相場下落局面での投資選択の幅が広がります。保有する現物株を増やしたり減らしたりするのが精々だったポジション管理も、強気(ブル)弱気(ベア)の度合いに合わせ、買建て・売建てなどをタイミング良く交えることで、外部環境の変化に対応するタフなポジション作りが可能となります。

この売り買いを交えたポジションでの投資は「最先端の金融技術を駆使して、相場動向にかかわらず、収益の確保を目指す」とされるヘッジファンドやオルタナティブ投資などでも利用される戦略でもあります。

 

 

信用取引と株式現物取引の主な違い

 

・信用取引の取引の際には、一定の保証金(委託保証金)を差し入れる必要があります。また保証金は現金だけではなく、有価証券(当社が認める株券および投資信託)を差し入れることもできます。

・投資した銘柄の株価変動で、差し入れ委託保証金が不足となった場合(評価損の発生で一定水準以下となった場合)にはいわゆる追証となり、新たに売買をおこなわない場合でも委託保証金を追加で差し入れたり、建玉を返済する必要があります。

・信用取引で新規建て(購入ないしは空売り)した株式については、一定期間内(信用期日)に反対売買または、株券等を現物で引き取ったり(品受け)、建玉と同じ株券を引き渡したり(品渡し)することで決済を行える。

 

現物信用
考え方株式を現物で買う、または持っている株式を売るお金を借りて株を買う、または株を借りて売る
売買の手法買って売る買って売る、または売って買い戻す
代金の精算約定してから4営業日に代金を受け払い反対売買で決済。支払金額と受取額の差額だけで受け渡し
取引可能額手持ちの資金の範囲内担保として差し入れている金額の約3.3倍
主な費用委託手数料手数料+買いの場合金利売りなら貸株料
日計り日計り売却代金は同日に同一銘柄の買付に充当不可日計りによる資金拘束は無く、銘柄にかかわらず同一保証金を利用して同日に何度でも取引可能

 

 

いかがでしたでしょうか。今回は信用取引の概要やメリットについてまとめました。次回は実際の取引例や追証などについて詳しくまとめていきたいと思います。

 

 

今回も読んでいただきありがとうございました。疑問点や質問等がありましたらご意見下さい。次回もよろしくお願いします!

 

 

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