【年金運用から学べ!】GPIF:7-9月の運用益4.5兆円、5期連続黒字!

こんにちは!証券兄さんです。

嬉しいことに、GPIFの2017年度第2四半期(7-9月期)収益額は4兆4517億円と、5四半期連続の黒字となりました。

年金が貰えるかわからないと言われている証券兄さん世代は特にうれしいです。今回は年金の運用をしているGPIFの最新情報についてまとめていきたいと思います。

 

 

リスク資産好調で5期連続黒字

 

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の2017年度第2四半期(7-9月期)収益額は4兆4517億円と、5四半期連続の黒字となりました。

国内外での株高と対ユーロでの円安がリスク性資産に追い風となった結果です。

GPIFが2日公表した7-9月期の運用状況によると、収益率は2.97%

9月末の運用資産残高は156兆8177億円と3四半期連続で過去最高を更新しました。

前身の年金資金運用基金として市場運用を始めた2001年度からの累積収益も62兆9272億円と最高を更新しました

資産別の収益額と収益率では、国内株が1兆7959億円と4.79%、外株は2兆349億円で5.55%という結果でした。

外債は米欧金利はほぼ横ばいだったが、円安・ユーロ高が円換算額を押し上げた結果、5399億円で2.49%。長期金利がわずかに低下した国内債は748億円で0.16%と5四半期ぶりに運用益を計上しました。

7-9月期はトランプ米政権による景気刺激策への期待が一段と後退する一方、世界的な景気回復を背景とした株高基調は継続しました。

北朝鮮を巡る地政学的リスクの影響は限られ、米国に続いて欧州も金融正常化に向かうとの観測からユーロ高が進みました。

また、GPIFはESG(環境・社会・ガバナンス)の要素を重視した国内株のパッシブ運用を1兆円規模で開始しました。

 

 

GPIFから学ぶ

 

GPIFの高橋則広理事長は資料に掲載したあいさつで、7-9月期は「内外の堅調な経済指標、良好な企業業績が継続したことに加え、日銀の金融緩和が継続される中で、FRBの景気に配慮した金融政策正常化への信頼感から、世界的に資産価格が上昇した」と説明しました。

国内債が年金特別会計管理の資金を含めた積立金全体に対する割合は9月末に28.50%と目標値の35%を大幅に下回り、過去最低を更新。

一方で、国内株は24.35%、外株は過去最高の24.03%となり、目標値の25%に迫った。外債は14.02%と最高を記録。短期資産は過去最高の9.10%でした。

公的年金制度は高齢化で膨張する給付額を現役世代からの保険料や税金だけでは賄い切れず、その1割前後をGPIFからの拠出に依存しています。

給付の減額や保険料のさらなる引き上げは困難で、GPIFは年金財政の持続可能性を保つのに必要な運用益を長期的に稼ぐことが使命です。

 市場運用開始から9月末までの16年半の収益率は年3.20%となっています

 

 

つまり単純に考えて、日本のなかでトップレベルの投資家集団は貯金や債券に投資するより国内株や外国株に投資することがベストだと判断しているわけです。

証券会社や運用会社は星の数ほどありますが、国のお金を任されている集団の傾向を見るのは非常に重要だと証券兄さんは思います。

日本最高峰のプロの判断というのと、巨額の資金が動くためです。

日本の東京証券取引所では、約500兆円の取引がされています。GPIFの国内株の運用している額は約38兆円です。

つまり、日本の株式市場全体の約8%はGPIFで、その動向を知ることができるのです。全体の8%を多いと思うか少ないと思うのかは個人差があると思いますが証券マンは必ずチェックしています。

 

あくまでご参考までに。

今回も読んでいただきありがとうございました。疑問点や質問等がありましたらご意見下さい。次回もよろしくお願いします!

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