こんにちは!証券兄さんです。
最近では株価が10倍、20倍になる絶好調の企業も散見されているようですね。市場全体が調子づいているいまだからこそ、そんな「お宝となる株」の芽を探したいところです。
そこで10年程度前に買っていたら大化けしていた株を今回はまとめていきたいと思います。
それでは、ここ10年程度で株価が大化けした企業を紹介していきたいと思います。
※大化け前の株価は、株式分割による影響を考慮した調整済みの株価を記載。ヤフーファイナンスより参照。
1.ディップ<2379>
株価は約49倍
- 2008年12月30日の終値株価 53.72円
- 2017年11月10日の終値株価 2667円
リーマンショック後の不景気の中で「バイトル」など人材派遣サービスに特化して事業展開を行い、業績を急速に拡大した模様です。
2.RIZAPグループ <2928>
株価は約689倍
- 2009年3月31日の終値株価 2.9円
- 2017年11月10日の終値株価 2000円
もともとは健康コーポレーションという社名だったが、同社のダイエットサービス「ライザップ」の人気に火がつき、「RIZAPグループ」へと社名変更しました。「夢展望」「ジーンズメイト」といった業績悪化傾向にあるアパレル企業を中心に次々と傘下にして事業拡大中です。600倍は本当にすごいですね、100万円買っていたら6億円ですよ!
3.MonotaRO <3064>
株価は約102倍
- 2008年1月23日の終値株価 29.81円
- 2017年11月10日の終値株価 3045円
事業者向けの工業用間接資材を通信販売にて提供する企業です。個人向けにはインターネットホームセンターの「MonotaRO」の運営も。堅調な業績推移によりアベノミクス以前より株価を伸ばす。現在株価は横ばいを継続中。
4.ガンホーオンラインエンターテイメント <3765>
株価は約35倍
- 2008年10月27日の終値株価 8.53円
- 2017年11月10日の終値株価 306円
2012年からの大人気スマホゲーム「パズル&ドラゴン」の大ヒットにより業績拡大期待が先行しました。スマホ市場の伸びに併行するように株価が青天井化して話題を呼ぶ。現在株価は落ち着き適正な水準へ。一時期は100倍以上になっていました。
5.ペッパーフードサービス <3053>
株価は約103倍
- 2008年12月の終値株価 69.83円
- 2017年11月10日の終値株価 7200円
ペッパーランチを中心に肉料理を提供している企業。その中でも肉の量の調節、立ち食い、安さなどが売りの「いきなりステーキ」が大ヒットを飛ばしました。海外展開や他企業とのコラボで「いきなりステーキ」の提供を多方面にて拡大中です。
日経平均株価が上昇したからといって、上場する全ての企業の株価が上がるというわけではありません。
実際にこの相場で上昇している株式は日経平均株価に採用される225銘柄の一部の企業、そして東証一部に上場する業績の良い企業が中心です。これは外国人投資家や機関投資家が扱うことのできる企業規模の大きな銘柄が上がっていると言えます。
その一方で個人投資家好みの小型の企業はそれほど日経平均株価の上昇による恩恵は受けていないのが現状です。
個人投資家好みの小型株は意外にも日経平均株価が軟調な時、横ばいの時に積極的に買い進まれることが多く、現在はむしろ変われずに放置されている銘柄も多いです。先ほど紹介した大化けの事例においては、むしろ全体相場に連動しない小型株であった企業ばかりです。もっとも、株価が上がりすぎたためすでに大型の範疇にある銘柄もありますが。
10年単位のスパンで大化けを狙うならむしろ上記でご紹介したような小型株が成長していくところを狙いたいですね。
あくまでご参考までに。今回も読んでいただきありがとうございました。疑問点や質問等がありましたらご意見下さい。次回もよろしくお願いします!
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