【低リターン】投資が徐々に低いリターンになっていくのは、実は当たり前なんです!

こんにちは!証券兄さんです。

何年も前から株式市場は「低収益環境」と呼ばれてきました。それでも、ここ最近の上昇相場を見ていると、まだまだ収益が期待できる環境です。

しかしながら、本質的に株式市場のリターンは将来低下していきます。今回は、その仕組みについてまとめていきたいと思います。

低リターンになる理由とは?

 

 ヴァンガードの設立者であるジャック・ボグル氏は、金融市場の将来のリターンは現在の平均以下になると述べています。彼の本や最近のインタビューでは、ボグル氏は株式や債券の期待リターンは、今後10年ほどの間に大きな低下があるのではと述べています。

 現在の配当や評価および利回りに基づいて、ボグル氏は米国株式の年間収益率を約4%、高品質の米国債については今後10年間で3%と予測しています。典型的なバランスの取れた60%:40%の株式/債券ポートフォリオでは、年間収益率はわずか3.6%です。

ボグル氏の期待リターンは上のとおりですが、もちろん高すぎたり低すぎたりする可能性があります。それでもリスク資産の投資家は、低いリターンになっていくのが金融市場の特徴であり、本質であることを理解する必要があります。

 

 株式および債券の代表的なデータとしてS&P 500および10年債のデータを使用して、1928年から2016年までの60%:40%ポートフォリオの過去10年間の年間収益率を表に記します。

 これらの事例のそれぞれに巨大な市場ストレスが含まれていることに気付くと思います。これには、大恐慌、1970年代の弱気市場、バブルの崩壊、または最近の金融危機、あるいはそれらの余波が含まれています。

 そして表を見ると、2001-2010年のリターン率があきらかに高いことは分かると思います。

 だから、長期投資家として、どこかある時点で、平均以下のリターンになったときのために心の準備する必要があります。それでは、平均リターンを下回るのは「いつ」でなのでしょうか。

 

 平均以下のリターンが来る時期は誰も決めることはできませんが、この時期を知るためには、次のポイントを理解しましょう。

 

インフレーション

  ほとんどの人はインフレが比較的新しい現象であることを実は認識していません1871年から1940年まで、年間インフレ率は基本的にゼロでした。その期間のインフレ率は、年率でわずか約0.2%でした。

 それ以来、インフレは一年に4%近く、より強くなっています。1970年から2007年の間に、インフレ率はさらに高く、年間5%近くになりました。2008年以降、インフレ率は大幅低下し、1.6%になりました

 要するに物の価値があがらなくなっているので、株価や債券価格は過去に比べて上がりづらくなっているのです。

 

コストは重要

 すべてのコストを考慮した純収益率は総収益以上に重要です。投資家にとってコストは常に重要ですが、手数料、経費、トレーディングは、低リターン環境で収益に大きな影響を与えます。

 歴史的な観点から株式市場を研究したことがある人は、過去100年ほどの間に株式が1年に10%ほど稼いでいると言うでしょう。ですが、この数字の問題は、コストをまったく考慮していないということです。

  

 金融市場には、さまざまなコストがかかっています。これが消費者だけで直接的に取引をされるならまだしも、間には証券会社が入っています。誰かが、買ったり売ったりするだけで、お金の流れの一部がその証券会社に流れていきます。

 つまり極論を言うと、市場に流れるお金は最終的に証券会社に流れてしまうのです。なので、金融商品というものはいつか価値が落ちてしまうんですね

 

 もちろん、IT分野のようにあらたな産業が興るごとに株式市場全体の価値は上がっていきます。それでも、そういった変化がない場合は徐々にリターンは落ちていってしまうというのを念頭に置いておいてください。

 

 

 結局、胴元が一番強いってことですな。

 

あくまでご参考までに。

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