こんにちは!証券兄さんです。
今週のまとめを書いていきたいと思います。先週のまとめの際の証券兄さんの予想は、22200-23200円 レンジでしたが、日経平均株価がどのように推移したかも含めてまとめていきます。
一週間お仕事お疲れさまでした。今週の株式相場の動きをまとめていきます。ちなみに先週のまとめは以前の記事をご覧ください。
今週のまとめ
今週の日経平均株価は、
・13日は前週末の欧州株安や米税制改革案を巡る不透明感から続落して寄り付きました。その後は下げ幅を縮小し、もみ合いとなりましたが、大引けにかけて300円超と下げ幅を拡大し、安値引けとなりました。
(22380円 -300円)
・14日は小幅安で寄り付き、一時2万2500円台を回復する場面もあったが方向感に乏しい動きとなり、引け際にかけ上げ幅を縮小しマイナス圏で終了しました。
(22380円 -0円)
・15日は前日の欧米株安や原油安を嫌気して続落して寄り付きました。後場に入って下げ幅を拡大し16年5月6日以来の6日続落で引けました。
(22028円 -351円)
・16日は前日の欧米株安や112円台後半へ円高が進行したことを嫌気して、節目の2万2000円を割り込んで寄り付きましたが、その後は6日間で900円超の下げの反動もあり、プラスに転じ7日ぶりに大幅反発しました。
(22351円 +322円)
・17日の日経平均株価は前日比45円高の2万2,396円と続伸。TOPIXは同2ポイント高の1,763ポイントで引けました。株価指数先物にまとまった売り物が出たこともあり、いったん下げに転じ、その後持ち直したが、上値は限定的で終盤に再度マイナス圏入りする場面もあるなど不安定な動きとなりました。
(22396円 +45円)
日経平均は9日の取引時間中高値(2万3382円)から16日の同安値(2万1972円)まで短期間で6%(1409円)の調整に見舞われました。
しかし、9月安値(1万9239円)以降の上昇幅(4142円、22%)を考えれば、慌てるほどの動きではありません。
実際、日足チャートは崩れていません。
16日に25日移動平均線で反発に転じると、17日は5日線を奪回し、同日の上げ幅は一時前日比406円に達しました。その後再びマイナス圏に急降下する激しい値動きとなったものの、まだまだ下値での買い余力が豊富なことが分かります。
為替も需給調整の最中にあり、多少の円高に気をもむ必要はないですが、日本企業の下期前提レートが集中する110円を割り込む水準までドル・円が下落した場合は、市場心理が一気に悪化する可能性があり注意が必要です。
来週のイベント
国内でのイベントを黒字、海外のイベントを赤字表記してます。
11月20日(月)
・10月貿易統計=8時50分
・タイ7~9月期GDP=11時30分
・米10月CB景気先行総合指数=21日零時
・メキシコ、ブラジル市場休場
11月21日(火)
・9月全産業活動指数=13時30分
・米10月シカゴ連銀全米活動指数=22時30分
・米10月中古住宅販売件数=22日零時
11月22日(水)
・米10月耐久財受注=22時30分
・10月31日、11月1日開催のFOMC議事録=23日4時
11月23日(木)
11月24日(金)
・独11月Ifo景況感指数=18時
・米ブラックフライデー
証券兄さんの予想
日経平均株価の予想レンジは22000-22800円
日本株市場が簡単には崩れない要因の一つが、好調な企業業績です。日経平均の予想1株利益(EPS)は1530円程度(9月上旬は1410円程度)まで大きく切り上がり、投資尺度のPER(株価÷EPS)は14倍台となっていて、この水準はここ数年の平均レンジ内にとどまり、割高感はありません。
米国では前週後半、ナスダックが約1週間ぶりに史上最高値を記録。不透明感の強かった政局も、懸案となっていた税制改革法案が下院を通過し、明るさが増しました。
一方、経済面では24日の「ブラックフライデー」以降年末商戦がスタートし、底堅い個人消費の動きが期待されています。
あくまでご参考までに。
今回も読んでいただきありがとうございました。疑問点や質問等がありましたらご意見下さい。次回もよろしくお願いします!
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