こんにちは!証券兄さんです。
今週のまとめを書いていきたいと思います。先週のまとめの際の証券兄さんの予想は、22200-22900円 レンジでしたが、日経平均株価がどのように推移したかも含めてまとめていきます。
一週間お仕事お疲れさまでした。今週の株式相場の動きをまとめていきます。ちなみに先週のまとめは以前の記事をご覧ください。
今週のまとめ
今週の日経平均株価は、
・6日は前週末の欧米株高や114円台前半へ円安が進行したことなどを好感し、小幅続伸しました。
(22548円 +9円)
・7日は反落して寄り付いた後、国内企業の好調な決算を受けて大幅上昇となった。バブル崩壊後の戻り高値となる1996年6月高値22666円を上回り、約25年10ヶ月ぶりの高値となりました。
(22937円 +389円)
・8日は前日までに4日続伸した反動や113円台後半へと円高が進行したことなどを嫌気し、5営業日ぶりに反落しました。
(22913円 -23円)
・9日は、前日の米国株高などを好感し、続伸して寄り付いた。値がさ株の一角が一段高となり、約26年ぶりに23000円を回復した。後場に入ると急速に上げ幅を縮め、マイナスに転じた。日中の値幅は859円となり、昨年11月の米大統領選以来の大きさとなりました。
(22868円 -45円)
・10日の日経平均株価は前日比187円安の2万2,681円と3日続落し、TOPIXは同12ポイント安の1,800ポイントになりました。売り一巡後は、日銀のETF(上場投資信託)買い期待を支えに下げ渋ったが、戻りは限定された。
(22681円 -187円)
小休止を迎えた今週は、9日に日経平均がおよそ26年ぶり高値の2万3382円まで上り詰めたものの、直後に急落してマイナス圏に深く突っ込む荒い動きとなった。
10日も売りが優勢となる中、前日比187円安で取引を終えました。
9日までちょうど2カ月続いた日経平均の急騰劇となりました。証券兄さんもビックリです。
上げ幅が最大4107円(21.3%)に達したことを踏まえると、むしろ調整に入ったのは遅過ぎといえる展開です。
バリュエーション面では日経平均はPER(10日は15.0倍)に割高感がなく、需給的にも待機資金に加え、日銀のETF(上場投資信託)購入余力が下支えとなります。
こうしたことからも、まだまだ「下値余地は小さい」と証券兄さんは考えています。
来週のイベント
国内でのイベントを黒字、海外のイベントを赤字表記してます。
11月13日(月)
・10月国内企業物価指数=8時50分
・大学入試センター試験の後継となる「大学入学共通テスト」の試行調査(プレテスト)実施(~24日)
・インド10月消費者物価指数=21時
・カナダ市場休場
11月14日(火)
・5年国債入札
・中国10月小売売上高=11時
・中国10月都市部固定資産投資=11時
・中国10月鉱工業生産=11時
・独7~9月期GDP=16時
・独11月ZEW景況感指数=19時
・米10月生産者物価=22時30分
11月15日(水)
・7~9月期GDP=8時50分
・10月首都圏新規マンション発売=13時
・10月訪日外客数=16時
・米10月消費者物価指数=22時30分
・米11月NY連銀製造業景気指数=22時30分
・米10月小売売上高=22時30分
・米9月企業在庫=16日零時
・米9月対米証券投資=16日6時
・ブラジル市場休場
11月16日(木)
・20年国債入札
・米10月輸出入物価=22時30分
・米11月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数=22時30分
・米10月鉱工業生産・設備稼働率=23時15分
・米11月NAHB住宅市場指数=17日零時
・米10年インフレ連動国債入札
11月17日(金)
・米10月住宅着工件数=22時30
・米10月建設許可件数=22時30分
証券兄さんの予想
日経平均株価の予想レンジは22200-23200円
決算発表シーズンを通過し、業績絡みの買い材料が乏しくなりますが、これまで強かったセクターはそう簡単に崩れないと予想。
例えば半導体株は、単なる循環物色で上昇したわけではなく、空前の好況を背景に買われてきました。各社の株価に十分に織り込まれたとはいえません。
さらに、全体相場が今後横ばい気味で進むとすれば、待機資金は値動きの軽い中・小型株に向かいやすくなり、材料系のテーマ(電池、防衛、保育・教育など)株が狙い目になると証券兄さんは思います。
あくまでご参考までに。
今回も読んでいただきありがとうございました。疑問点や質問等がありましたらご意見下さい。次回もよろしくお願いします!
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