こんにちは!証券兄さんです。
今週のまとめを書いていきたいと思います。先週のまとめの際の証券兄さんの予想は、21700-22400円 レンジでしたが、日経平均株価がどのように推移したかも含めてまとめていきます。
一週間お仕事お疲れさまでした。今週の株式相場の動きをまとめていきます。ちなみに先週のまとめは以前の記事をご覧ください。
今週のまとめ
今週の日経平均株価は、
・30日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に3日続伸した。終値は前週末比3円22銭(0.01%)高の2万2011円67銭で1996年7月5日以来、21年3カ月ぶり高値を付けました。
上場企業の好業績を期待する買いが優勢だった。日銀による上場投資信託(ETF)買い観測も相場を支えた結果になりました。
ただ、相場は高値圏にあり、利益確定売りも出て日経平均は下げに転じる場面もありました。
・31日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は4日続伸した。終値は前日比10円38銭(0.28%)高い3713円03銭でした。
連日で年初来高値を更新し、1990年8月3日以来ほぼ27年3カ月ぶりの高値を付けました。
良好な決算を発表した好業績銘柄の売買が膨らみました。
・1日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発した。前日比408円47銭(1.86%)高の2万2420円08銭と、1996年7月1日(2万2455円)以来約21年4カ月ぶりの高値を更新しました。
上昇率は9月19日(1.95%)以来の大きさで、好業績を発表した電機株を中心に買いが広がった。
・2日の日経平均株価は、前日比119円高の2万2,539円、TOPIXが同7ポイント高の1,794ポイントと続伸して取引を終了しました。
個別では、決算発表をきっかけに売られた銘柄も見直し買いが入っているようで、好業績銘柄への循環物色が続きそうです。
前週末2日の取引時間中高値(2万2540円)から96年高値までの日経平均の幅はわずか210円でした。
今週早々にこの水準に到達しても何ら不思議はありません。日本株の両軸は、国内企業の収益拡大と活況な米景気。
日経平均のPERも15倍台までバリュエーションを切り上げました。
リスクオン状態の継続に死角は少なく、今後は来期の業績に市場の関心がシフトする中で日本株の評価はさらに切り上がる余地があります。
利益水準の上昇が見込まれる上、株価を1株利益で割ったPERそのものにも上値余地(異常値を除くアベノミクス相場での上限は16倍台後半)があることを踏まえると、日経平均は相当大きな伸び代が期待できそうです。
来週のイベント
国内では、
・11月6日(月)
9月20、21日開催の日銀金融政策決定会合議事要旨
・11月7日(火)
9月毎月勤労統計調査=9時
・11月8日(水)
9月景気動向指数=14時
・11月9日(木)
9月機械受注、9月国際収支=8時50分
10月都心オフィス空室率=11時
10月景気ウオッチャー調査
10月30、31日開催の日銀金融政策決定会合の「主な意見」
30年国債入札
・11月10日(金)
10月マネーストック=8時50分
9月第3次産業活動指数=13時30分
エルニーニョ監視速報発表日
国外では、
・11月6日(月)
国連気候変動枠組み条約第23回締約国会議(COP23、~17日・ドイツ)
・11月7日(火)
豪州準備銀行理事会
米韓首脳会談
米9月消費者信用残高=8日5時
米3年国債入札
・11月8日(水)
中国10月貿易収支
米中首脳会談
タイ中銀金融政策決定会合
米10年国債入札
・11月9日(木)
NZ準備銀行金融政策決定会合
中国10月消費者物価=10時30分
中国10月生産者物価=10時30分
米30年国債入札
メキシコ中銀金融政策決定会合
・11月10日(金)
米11月ミシガン大学消費者マインド指数=11日0時
米10月財政収支=11日4時
ブラジル10月消費者物価=20時
などの経済指標の発表が予定されています。
証券兄さんの予想
日経平均株価の予想レンジは22200-22900円
これまでのような一辺倒の上げはいつまでも続かないと思われます。
96年高値は大きなフシ目に当たり、この水準にタッチした後には達成感が広がりそうだ。そのまま数日程度の調整につながる可能性もあります。
企業の決算発表が後半戦に入る中、5日からトランプ米大統領が来日します(7日まで)。
トランプ大統領はその後韓国と中国も訪れ、それぞれの首脳と会談する。念のため北朝鮮の軍事挑発には警戒する必要がありますね。
あくまでご参考までに。
今回も読んでいただきありがとうございました。疑問点や質問等がありましたらご意見下さい。次回もよろしくお願いします!
たいへん励みになります。応援のクリックよろしくお願いします!