たった3000円が一戸建て住宅に 仮想通貨の仕組み

こんにちは!証券兄さんです。

2013年ノルウェーの男性が、24ドル(約2400円)で購入した5,000ビットコインの価値が、数千万円となり、自宅を購入したというニュースがありました。まさに夢のような投資ですね。ですが、物がわからないまま買うのは投機、ギャンブルと変わりありません。今回は仮想通貨の仕組みについてまとめていきたいと思います。

 

 

仮想通貨/暗号通貨の仕組み

 

 

仕組みは、「P2P(ピア・ツー・ピア)」と「ブロックチェーン(Blockchain)」になります。これだけではピンとこない方もいると思うので詳しく説明します。

 

ピアとは、Peer=同格者という単語で、インターネットに直接接続せれたコンピューターの集まりで、パソコン端末同士が直接・対等にデータをやり取りして実行する、コンピューティング方式を意味します。

従来は、サーバーを介して、情報をやりとりするのが主流だったが、現在は、管理者がいなくても、やりとりが可能となっています。インターネット電話で有名なSkypeは、このP2Pを利用したサービスとなっています

ちなみに証券兄さんが漫画喫茶でバイトしていた時は、(10年位前ですが…)Skypeで母国にテレビ通話する外国人の方で溢れていました。国際電話のようにお金もかからず、漫画喫茶の1500円で3時間も話ができるんだ!と熱く語られました。

 

ブロックチェーンとは、「ブロック」が「チェーン」のようにつらなっているもの。そのままですね。

「ブロック」は、仮想通貨の取引記録のことを指します。仮想通貨のデータが、一定時間に発生した取引をまとめたものになります。「ブロック」の情報が、つながり、「チェーン」となって、P2Pを通じビットコインを利用している人に渡っていくことになります。

 

例えば、AさんからBさんにお金を送金するときは、Aさん→銀行→Bさんといった形で、間に銀行を挟むことで手続きすることとなります。この際、銀行のシステムを利用しているので、利用料が課金されることになります。

もし、Aさんが、口座残高以上のお金をBさんに送る指示を出した場合は、銀行は、残高不足のため送金できないと、指示内容にエラー判定を出します。

Aさんの口座資金に不明な点があった場合は、銀行は送金を停止して、口座を凍結するなど、銀行が全てを管理・判断することになっています。

 

 

仮想通貨の場合であれば、P2Pとブロックチェーンを利用した仕組みなので、AさんからBさんへ直接送金することが可能になります。

さらに、誰が、どれだけ持っていて、いくら使うことができるか?という帳簿が全世界に公開されているので、AさんからBさんへのビットコインの移動が、適性であるかは、全員で監視が可能なシステムとなっています。

このように言うと、すべてばれてしまうのではと思う人もいるかもしれませんがそんなことはありません。

イメージでいうとtwitterの書き込みみたいなものです。twitter上では全世界の人が発言されていますが、表示されるのはごく一部のみ。

仮想通貨でも、ネット上では取引履歴が残っていますが、その詳細をみることができるのは自分と相手のみ。ただ、やりとりがあったということを確認するのは可能(どんなやりとりがあったかはわからない。)ということです。

そしてネットを使っての履歴を残すため、セキュリティなどにお金がかかることもないので安く取引が出来るんですね。

 

 

ブロックチェーンがあることで、中央の組織のように、一部が力をもって、そのルールの元、取引されることがなくなり、世界中の人と自由に取引が可能となるのです。

 

ブロックチェーン技術の様々な可能性

 

我々が生活していく上で、頼っている中央の組織は、ブロックチェーンを利用することで不要になる可能性があります。ここでいくつか利用例を挙げたいと思います。

 

たとえば、不動産の登記簿も、ブロックチェーンを利用すれば、改ざんされることなく、不正に移動されることなく、管理が可能になります。

選挙も、ブロックチェーンを利用して、各メンバーに1票ずつ配布することで、不正が一切できない国民投票システムを構築することが可能です。

病院のカルテも、ブロックチェーンを利用することで、医師による改ざんや、火事などでデータが消滅することがないシステムを構築することが可能になります。

 

通貨だけではなく、この情報管理ができるという点で、ブロックチェーンの可能性は無限なのであり、今注目されているのです。どちらかというとセキュリティ面での利用ですね。もちろんコストが安いというのもありますが。

金融、サプライチェーン、ライフスタイル、プラットフォームなどの分野で応用が可能といわれており、多くの技術者が開発に取り組んでいる分野です。ちなみに日本で強いのがさくらインターネットさん。今後に期待ですね。

 

ビットコインの仕組みを理解する

 

 ビットコインは、各国の通貨のように発行する中央政府を持っていません

「miner」というビットコインを採掘するためのソフトがあり、そのソフトによって流通量と発行タイミングが調整されています。

ビットコインを掘り当てたいと考える人が少なければ、早い時間で掘り当てることができ、掘り当てたいと考えている人が多くなれば、より多くの時間が必要となります。

 

ビットコインは、通貨としてではなく、「金」として考えるとわかりやすくなります。

「金」は、自然の鉱物なので、中央政府によって発行されるわけではありません。採掘が難しく、埋蔵量に限りがあるとされていることから、世界中の人が、「金」に価値があると考えることで、価格が決定されています。

 

ビットコインも同じく、埋蔵量が限定されており、2140年に上限である2,100万ビットコインが掘り出される予定となっています。

ビットコインは、P2Pというシステムで成り立っているので、中央のサーバーが無く、端末間を相互に直接接続し、データを送受信するので、サーバーを攻撃されることがなく、取引停止となることがありません。また、ビットコインの帳簿を、偽装や改ざんをすることができないようになっています。

 

電子署名が付けられた状態で、暗号化された情報は、ビットコインネットワークに送られて、数分で認証作業が完了すれば、受け取り側はビットコインを利用可能となります。すべての取引情報は、ネットワークの帳簿の中に永久に記録されることになっています。

 

個人から個人へ直接送付することが可能となっているので、多額の手数料を支払う必要がなく、アカウントを凍結されることもありません。

つまり、ビットコインは、暗号アルゴリズムでの匿名性と二重使用することができない仕組みで、安全性・公平性が確保されており、埋蔵量を限定することで市場価値を保つ仕組みとなっているのです。

 

まとめ

仮想通貨を見ていると、ネットの力がどれほど強くなっているのかが実感できますね。仮想通貨をまとめると、

・管理者が通貨のコントロールしない
・世界中のコンピューターを使用して通貨を管理する
・暗号化の技術と不正な複製・使用を禁止できる仕組みで、信用力を持つ

となります。このようなことができるとは、実際の国よりもネットが力をもつ時代がすぐそこまで迫っているかもしれません。投資先の候補としてぜひ一考してください。あくまでご参考までに。

 

 

今回も読んでいただきありがとうございました。疑問点や質問等がありましたらご意見下さい。次回もよろしくお願いします!

 

 

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。