4-6月GDP年率4%増 日本の経済は上向きか

こんにちは!証券兄さんです。

GDPの速報値が市場予想よりも高く、ちょっとした嬉しいニュースですね。実はアベノミクス効果なのでしょうか。そのあたりも踏まえて今回のニュースをまとめていきたいと思います。

 

4ー6月期の実質国内総生産(GDP、速報値)は6期連続のプラス成長となり、市場予想も上回りました。6期連続のプラス成長はリーマンショック前の2006年4ー6月期以来11年ぶり。個人消費や設備投資など内需が堅調で、公共投資も大幅に増加しました。内閣府が14日発表しました。

 

日銀の想定内

4─6月期の実質国内総生産(GDP)は、景気の拡大と物価の下げ止まりを示しました。年率プラス4.0%という大きな伸びは、民間需要の強さと前年度補正予算の遅れていた執行がようやく出てきた効果によるものという見方も。

この強さが続くとは考えにくく、公共投資などの減速により7─9月期GDPの数値は多少低下するかもしれません。ただ、堅調な景気は変わらないと言えます。

 

GDPデフレーターは前年同期比マイナス0.4%だが、前期よりもマイナス幅は縮まっています。また、昨年中マイナスが続いていた国内需要デフレーターは同プラス0.4%と、インフレ率の下げ止まりを示しています。

ただ、日銀にとっては想定内の動きであり、日銀にとって10年長期金利ターゲット引き上げの材料とはならないと思われます。

 

リスクオフの影響を懸念

4─6月期実質国内総生産(GDP)は市場予想を上回り、数値を見る限り、堅調な内容でした。消費・設備投資・公共投資といった内需が主導したとも言えます。外需は、輸出減・輸入増でマイナスとなりましたが、言い換えれば国内最終需要の強さの裏返しともいえます。

そんな中、7─9月期は内需の堅調を維持できるかがポイントだとの市場の声も。消費は、所得を上回るペースで伸びているため、いったんスピード調整が入る可能性があるほか、公共投資も昨秋の景気対策の効果が剥落する可能性もあります。

朝方のGDP発表を受けて、円債市場の反応は限られています。市場が北朝鮮情勢の緊迫といったリスクオフの方向に傾いていることが影響しているのだと思います。安倍内閣の支持率が低迷しているが、4─6月期GDPがこれだけ強いと、政権浮揚に向けて財政出動の必要性に懐疑的な見方が広がりかねないとの見方も。

 

 

GDP増加の要因

 

茂木敏充経済再生担当相は発表後の会見で、個人消費や設備投資が堅調に増加し、「内需主導の経済成長となっている」と説明しました。景気については「緩やかな回復基調が続いている」との認識を示し、先行きも「緩やかに回復していくことが期待される」と述べました。金利低下からの設備投資の増加が今回の結果だと思われます。

経済が回復基調にあることから、現時点で新たな経済対策は想定していないと言います。人材投資や生産性の向上に取り組み、新たな成長戦略を策定するとのこと。

日本銀行は7月20日公表の経済・物価情勢の展望(展望リポート)で、2017年度の実質GDP成長率の見通し(政策委員の中央値)を1.6%増から1.8%増、18年度を1.3%増から1.4%増に上方修正した。海外経済の成長率が高まっており、緩和的な金融環境の下で経済対策の効果が出るとみています。日本も世界も堅調に経済が成長しているということですね。

足元の景気は前回までの「緩やかな拡大に転じつつある」から「緩やかに拡大している」に判断を一歩進めました。先行きも「景気拡大が続く」としていますが、経済の見通しは「海外経済の動向を中心に下振れリスクの方が大きい」とのこと。

 

 

まとめ

・実質国内総生産は前期比1%増、年率換算4%増(ブルームバーグ調査の予想中央値はそれぞれ0.6%増、2.5%増)

・個人消費は前期比0.9%増(予想は0.5%増)

・設備投資は2.4%増(予想は1.2%増)

ほとんど材料がない中での好材料でした。プラス成長に寄与したのは内需で、民間最終消費が最も大きいものでした。お盆休み中でもあり、最近各地の人出が増えている中でこういったGDPの内容は分かりやすい結果となったかなと証券兄さんは思います。お盆明けの市場が気になるところです。

あくまでご参考までに。

 

今回も読んでいただきありがとうございました。疑問点や質問等がありましたらご意見下さい。次回もよろしくお願いします!

 

 

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