【金融先進国アメリカ】なぜアメリカ人は金融資産の半分を投資に回せるのか?

こんにちは!証券兄さんです。

タイトルからすると、いつもの「日本人はリスク資産を金融資産全体の15%しか保有せず、アメリカ人は約50%保有しており、アメリカ人の方が金融リテラシーが高い」という話なのかと思われるかもしれません。

ですが、本当は長期分散投資のことを理解している人の方が少ないアメリカ人が、金融資産の半分を投資に回せるのかについてまとめていきたいと思います。

 

アメリカと日本の思想の違い

 

 なぜアメリカ人は金融資産の半分を投資に回せるのでしょうか。1つは、資本主義の中で国が発展、成長をしてきたという歴史的背景があると思います。アメリカというのはその成り立ちがヨーロッパから入植をしてきた人が建国をし、新大陸のアメリカでは封建領主の干渉を受けず、自らの勇気と努力で暮らしを立てる社会を目指しました。そして誰でも成功すれば豊かになれる、ビジネスで成功することは社会のためになるという思想が今も根強く、それがアメリカを成長させてきた強力なエンジンであることは間違いないと思います。

 だからこそ、グーグル、アマゾン、フェイスブックのような会社が立ち上がり、その創業者は巨万の富を得ますが、それが社会全体にとっても良いことだと捉え、その起業家精神がある限りは、株式マーケットは上がっていくことを信じています。

 

 その思想と株価の長期的な値上がりがリンクをしています。たとえばNYダウというのは、現在も最高値を更新し続けています。

 最高値を更新しているということは、NYダウを持っている人は途中で売らない限りでは、全員儲かっているということで、リスクを取った人が報われています。

 一方、日本というのは残念ながらここ20年間、国としては成長をしていません。私たちが普段耳にすることが多い日経平均が1989年から最高値を更新せず、20年前の日経平均も今と同じ水準でした。

 

 アメリカ株は最高値を更新していき、日本株は過去20年間同じ水準で推移をしているという現実から導き出せる仮説として、日本人の方が投資をギャンブルの1つだと考えがちのためだと思います。

 ギャンブルというのは誰も分からない未来の事柄に対してお金をかけ、運がいい人が勝ち、悪い人が負けるというゼロサムゲームです。ルーレットで次に出るのが赤か黒かは誰にもわかりません。わかっているのは、長期的には胴元が勝ち、ギャンブラーは必ず確率的に負けるということです。

 株式投資も日経平均だけを見ていると、過去20年間10,000円と20,000円の間を行ったり来たりしているので、短期で安いところで買って、高いところで売らなければ儲からないと思うのが自然だと思います。

 

 こういった考え方の違いを踏まえつつ、今みなさんがしているのが投資なのかギャンブルなのかを考え、その境界線を引いてみてはいかがでしょうか。

 

あくまでご参考までに。

今回も読んでいただきありがとうございました。疑問点や質問等がありましたらご意見下さい。次回もよろしくお願いします!

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