米国ダウでしょう 9/5 米中貿易摩擦、米加通商交渉など懸念材料が盛りだくさん

こんにちは!証券兄さんです。

先週の米国株式市場は、米国・メキシコ間のNAFTA修正合意や米経済指標の好調が好感されて最高値を更新しました。

今週も米中貿易摩擦などのマクロ面の不安材料と、好調な米経済、企業業績の綱引きが継続すると見られます。高値警戒も生じやすいと見られ、もみ合いの可能性が高そうです。

 

 

先週の米国株式市場を振り返る

 

先週の米国株式市場は、米国がメキシコとNAFTA(北米自由貿易協定)の修正で合意したこと、米消費者信頼感指数が市場予想を大幅に上回る改善となったことなどが好感されて、8/29(水)まで連日上場来高値を更新しました。

 

一方、8/30(木)にはアルゼンチンペソやトルコリラの下落が続いたことに加え、トランプ大統領が2,000億ドルの中国製品に対する関税賦課を必要な手続きが終わり次第速やかに発動するとしたことが懸念されて反落しました。

 

S&P500指数は週間で0.9%の上昇でした。

業種別では、「情報技術」は「ソフトウェア」「ハードウェア」「半導体」のサブセクターが揃って買われました。

米消費の盛り上がりを受けて「一般消費財・サービス」も上位です。一方、長期金利の低下で買われていた配当利回りが高い業種はここ2週間下落基調です。

先週の経済指標では、

・米国の8月コンファレンスボード消費者信頼感が133.4へ7月の127.4から大幅上昇

・米国の4-6月期実質GDP改定が前期比年率4.2%増へ速報値の同4.1%増から上方改定

・米国の7月個人支出が前月比0.4%増

・中国の8月製造業・非製造業PMIはそれぞれ51.3と54.2へ前月から改善

 

と、いずれも景況が堅調であることを示唆して、株式の上昇に貢献したと見られます。

 

 

今週の米国株式市場の注目ポイント

 

今週の米国株式市場は、米中貿易摩擦、米加通商交渉、新興国通貨の下落など懸念材料と、米国の経済、企業業績の強さの綱引きが続くと見られます。

テクニカル的には、S&P500指数が3週連続で上昇、過去1ヵ月で3.0%、過去2ヵ月で6.7%の上昇となっており、短期的に高値警戒も生じやすく、もみ合いとなりやすいのではないでしょうか。

 

トランプ大統領は中国に対する制裁関税の第3弾について、「9/6(木)に産業界からの意見募集を終えた後、最終品目リストを公表してから発動する見通し。意見募集の終了後なるべく速やかに発動すること」とされます。

 週末にかけて市場は様子見を強める可能性が高いでしょう。

 

これまで中国は米国の関税措置に対応する額の報復関税を発動してきましたが、中国の対米輸入額は1,300億ドル程度であるため、今回は同様の措置を取ることができません。

このため、関税以外の措置で対抗する可能性があり、こうなると事態の複雑化は避けられず、市場の警戒も高まると懸念されます。

 

米国とカナダのNAFTA(北米自由貿易協定)再交渉は、乳製品や紛争解決ルールの扱いなどで8/31(金)には折合えず、9/5(水)に再開の予定です。

先週市場で好感されたメキシコとの間で取り付けた合意もカナダとの合意が条件になっているとされるため、引き続き動向に注視する必要があるでしょう。

今週の経済指標では、

・9/6(木)に米国の8月ISM非製造業景況指数(56.6に7月の55.7から上昇の予想)

・9/7(金)に米国の8月雇用統計(非農業部門雇用者数は前月比19.3万人増の予想、平均時給は前年比2.7%増の予想)

などの発表が予定されています。

 

あくまでご参考までに。

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