米国ダウでしょう 7/18 米中貿易摩擦で中国が報復に出るかがポイントに!

こんにちは!証券兄さんです。

先週の米国株式市場は、米中貿易摩擦のエスカレートにも大きな動揺なく反発基調が続きました。

今週は、2週目に入る米国主要企業の4-6月期決算発表、米中貿易摩擦の行方に引き続き注視しつつ、パウエルFRB議長の議会証言や地域経済の状況を確認する地区連銀経済報告(ベージュブック)なども注目です。

 

 

先週の米国株式市場を振り返る

 

先週の米国株式市場は、S&P500指数が2週連続の大幅続伸となりました。7/6(金)の追加関税発動に続いて7/10(火)には米政府が8月末を期限に2,000億ドルの中国製品に10%の追加関税賦課の計画を発表、中国側もこれに対応すると声明を出しました。これを受けて7/11(水)こそ反落となりましたが、米国経済の改善、好調が見込まれる4-6月期決算発表の接近が貿易摩擦への懸念を凌駕したと見え、7/12(木)、7/13(金)は上昇となりました。S&P500指数は6月の高値を超え、ナスダック指数は史上最高値を更新しています。

S&P500指数は週間で1.5%の上昇でした。

業種別では、貿易摩擦への懸念は底流にあり、影響が小さいインターネット株、ソフトウェア株が物色されて「情報技術」が上位となる一方、影響が比較的大きい「資本財・サービス」「素材」などは下位となっています。長期金利の停滞を受けて配当利回りの高い銘柄が買われる傾向が残り、「公益事業」が上昇率トップでした。

先週の経済指標では、

・7/16(月)発表の米国の6月小売売上高は前月比0.5%増でした。3月の同0.7%増、4月の0.3%増、5月の同1.3%増に続いての増加ですので、5月の米消費者信用残高が前月比246億ドル増と市場予想を大幅に上回ったことも合わせて、米国の消費の盛り上がりが確認できたと言えますね。

・6月の米生産者物価が前年比3.4%増、米消費者物価も同2.9%増に上昇して物価上昇圧力の高まりが確認されました。

・7/16(月)発表の中国の4-6月期実質GDPは前年比6.7%増と1-3月期の同6.8%増から鈍化ながら市場予想と一致して堅調との評価です。

・6月の鉱工業生産は市場予想の前年比6.5%増を下回る同6.0%にとどまる一方、小売売上高は市場予想の同8.8%増を上回る同9.0%増と、まちまちでした

 

 

今週の米国株式市場の注目ポイント

 

今週の米国株式市場は、2週目に入る米国主要企業の4-6月期決算発表、米中貿易摩擦の行方に注視しつつ、パウエルFRB議長の議会証言や地域経済の状況を確認する地区連銀経済報告(ベージュブック)なども注目されます。

米中貿易摩擦に関しては、米政府が発表した10%の追加関税をかける可能性がある2,000億ドル相当の中国製品のリストに対して中国政府が具体的な報復策を打ち出すかが注目です。米政府の発表直後に中国政府は、「全く受け入れ難い」として、報復せざるを得ないと表明したものの、具体的な報復措置には言及していません。

ただ、米株式市場は先週の反応を見ても、米中の摩擦は今後長く付き合っていかなくてはならない問題として認識したと思います。貿易摩擦は少なくとも米中間選挙まで続くことは避けられないし、また、それが過ぎたとしても中国のGDPが米国の7割に達し今後数年のうちに超える可能性が高い中、両国の覇権争いは続いていくことが想定されます。

貿易戦争は世界経済の成長に明らかにマイナスであるものの、市場は成長率を1%も押し下げるほどのインパクトではないと見切り始めているようです。個別企業や業界によっては大きな影響が出る部分もあるだろうが、貿易摩擦によって手も足も出せないということではなく、足もとの好調な経済指標や企業業績はしっかり評価していこうという機運が生まれているように思われます。

今週の経済指標として、

・7/18(水)に米国の6月住宅着工・許可件数(着工件数は前月比1.7%減、許可件数は同1.7%増の予想)

などの発表が予定されています。

 

あくまでご参考までに。

今回も読んでいただきありがとうございました。疑問点や質問等がありましたらご意見下さい。次回もよろしくお願いします!

たいへん励みになります。応援のクリックよろしくお願いします!

 

にほんブログ村 その他生活ブログ マネー(お金)へ
にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。