米国ダウでしょう 5/30 米10年国債利回り、米中通商交渉への警戒が強くなりそうです

こんにちは!証券兄さんです。

先週の米国株式市場は、週初に米中通商協議の進展を好感しましたが、トランプ大統領の発言に振り回され、週末にかけて軟調となりました。

今週も10年国債利回り、米中通商交渉を睨んでもみ合いとなりやすいと考えられますが、テクノロジー株が突破口になる可能性に注目できるのではないでしょうか。

 

先週の米国株式市場を振り返る

 

先週の米国株式市場は、ムニューシン米財務長官による米中貿易戦争は休戦とのコメントを受けて高く始まりましたが、翌日にはトランプ大統領が米中交渉に満足していないとして反落しました。さらに、大統領が自動車の輸入に関して調査を命じたこと、北朝鮮との首脳会談を中止するとしたことから投資家心理が悪化、週末にかけて軟調地合いとなりました。

S&P500指数は週初の上昇を徐々に縮め週間で0.3%の上昇でした。

業種別では、米10年国債利回りが反落したことから、配当利回りが高い「公益事業」「不動産」が反発した一方、米国の在庫増、OPECの減産緩和の可能性を受けて原油価格が急落して「エネルギー」が大幅安となりました。「情報技術」は1-3月期決算の好調を受けて見直しが進んでいると見られ、1ヵ月では6.5%高と上昇率トップです。

先週発表の経済指標では、

4月の新築住宅販売件数は前月比1.5%減、中古住宅販売件数は同2.5%減と住宅市場には金利上昇の影響が出始めているようです。

4月の耐久財受注は、輸送用機器を除いたベースで前月比0.9%増と市場予想の同0.5%増を上回り、法人税減税を受けて企業の設備投資が回復している可能性が示唆されています。

 

 

今週の米国株式市場の注目ポイント

 

今週の米国株式市場は、引き続き米10年国債利回り、米中通商交渉などを睨んでもみ合いとなりやすいと思います。年初来の騰落率は、NYダウが0.1%高、S&P500が1.8%高に対してナスダック指数は7.7%高とアウトパフォームの傾向を維持しています。ナスダック指数がレンジを上抜けて相場全体をリードする可能性もありそうです。

米10年国債利回りは、先々週は4月小売売上高の堅調を受けて米景気に対する楽観から3.1%台まで上昇、先週はFOMC議事要旨でインフレ率が当面2%を超えても利上げを急がないとの見方から反落、また、OPECが減産の緩和を検討しているとして原油価格が急落して2.93%まで低下しています。今週は、PCEコアデフレータ、5月雇用統計、ISM非製造業景況指数などが金利を動かす可能性のある経済指標として注目されます。

米中通商交渉は、中国が米国からの輸入を増やすことで対米貿易黒字を削減する方向が出て、外資進出企業に対する技術移転要求など幅広い問題を抱合する形で交渉が進められる見通しです。米国が要求する2,000億ドルの黒字削減は簡単に応じられるはずもありませんが、輸入関税による叩き合いが回避されたことはポジティブと捉えられるでしょう。米政権はZTE(中興通訊)に関するドタバタで米中企業がサプライチェーンで密接に繋がっていることへの理解が進んだはずで、従来より慎重に事にあたることが期待されます。

経済指標として、

・5/30(水)に米国の1-3月期実質GDP改定値(前期比年率2.3%増で速報値と同じ予想)

・5/31(木)に中国の5月製造業・非製造業PMI(製造業は51.4、非製造業は54.8で前月と同じの予想)

・6/1(金)に米国の5月雇用統計(非農業部門雇用者数は前月比19万人増の予想、平均時給は前年比2.6%増で前月と同じの予想)、5月ISM製造業景況指数(58.1で前月から改善の予想)

などの発表が予定されています。

 

あくまでご参考までに。

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