米国ダウでしょう 3/14 今週は落ち着きどころを探す展開となりそう!

こんにちは!証券兄さんです。

先週の米国株式市場は、米関税への懸念が低下し、さらに、雇用統計で米経済の加速とインフレの抑制が示唆されたことから、大幅な反発となりました。今週は、雇用統計で高まった米景気への期待を経済指標で確認しつつ、相場の落ち着きどころを探る展開と見られます。

 

先週の米国株式市場を振り返る

 

 先週の米国株式市場は、3/1(木)にトランプ大統領が言及した関税の影響は当初懸念されたほどでないとの見方が広がり、3/5(月)にも関税による下げを取り戻しました。その後コーン国家経済会議委員長の辞任を受けて一時不安定になる場面もありましたが、トランプ大統領が3/8(木)に署名した輸入制限措置では、カナダとメキシコが対象外となって市場に安心感が広がりました。さらに、3/9(金)の2月米雇用統計で景気拡大でもインフレは緩やかとの見方が広がり株式は大幅高となりました。

 S&P500指数は週間で3.5%の大幅上昇でした。

 業種別では、関税への懸念が後退したことから先々週売り込まれていた「資本財・サービス」が反発し、相場の大幅反発を受けて「金融」「素材」など景気敏感業種が優位でした。「情報技術」は1ヵ月、3ヵ月とも上昇率がトップで、安定して物色される傾向が目立ちます。

 先週発表の経済指標では、

・2月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比31.3万人増加して、市場予想の同20.5万人増を大きく上回り、米経済の加速が示唆されました。一方、平均時給は前年比2.6%増と、1月の同2.8%増(同2.9%増から下方改定)から低下して、長期金利が急上昇してしまう懸念が後退しました。

・2月のISM非製造業景気指数は59.5と1月からやや低下したものの高水準が維持されました。

 

 

今週の米国株式市場の注目ポイント

 

 米国株式市場は、1月末より様々なマクロ材料によって“ジェットコースター相場”となってきましたが、今週は落ち着きどころを探す展開だと思います。週末の雇用統計で示唆された米経済の加速とインフレの抑制を、各種経済指標で確認することになりそうです。一方、S&P500指数の予想PERは17.8倍まで戻り、再び高さが意識される水準でもあります。

 トランプ大統領の関税については、複数の可能性が考えられ

 (1)3/13(火)のペンシルバニア州の下院補欠選挙を意識した節が疑われ(鉄鋼大手のUSスチール、アルミニウム大手のアルコアとも本社はペンシルバニア州のピッツバーグです)、品目の拡大は限定的となる可能性があります

 (2)関税による影響が大きいカナダとメキシコが対象外とされた、ことから当初の懸念は低下しました。

 (3)トランプ政権で保護主義に対する防波堤と見られていた国家経済会議委員長のコーン氏が辞任して政策が先鋭化する可能性

 (4)米国のハイテク企業をターゲットとする課税を計画しているEUとの貿易摩擦の可能性、などは今後の懸念として残ったと考えられます。

 

 今週の経済指標として、

・3/13(火)に米国の2月消費者物価指数(コア指数は前月と同じ前年比1.8%増の予想)

・3/14(水)に中国の2月鉱工業生産・小売売上高・固定資産投資(前年比伸び率はいずれも1月から低下の予想)

・米国の2月小売売上高(前月比0.3%増の予想)

・3/16(金)に米国の2月住宅着工・許可件数(いずれも反動で前月比マイナスの予想)

・米国の2月鉱工業生産(前月比0.3%増の予想)

などの発表が予定されています。

 

あくまでご参考までに。

今回も読んでいただきありがとうございました。疑問点や質問等がありましたらご意見下さい。次回もよろしくお願いします!

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