【M&A】 日本の海外企業買収について会社四季報で調べてみたよ!

四季報で見る海外企業買収

日本の海外企業買収が活発になされています。普段のニュースを見ているとあまり実感がわきませんが、2016年以降に開示されているものだけで約250社ほども買収しています。

 

その結果の一つとして、 のれんの減損など巨額の損失計上を 余儀なくされた事例が近年は目立ちます。まぁ買収ですからかなりのリスクがあるのは当たり前なんですが。

 

東芝を債務超過にまで陥らせた米国原発企業ウエスチングハウス買収については、事業環境が極端に暗転してしまった特殊な事例といえます。あの時は、東芝関連の電話が殺到で大変でしたね。

 

ただ日本郵政が2015年5月に 6063億円で買収した州物流企業トール社の事例は、そうではありませんでした。 買収後2年も経たない2017年4月。トール社の買収により開始されていた 「国際物流事業」について、「豪州経済の減速等を受け、前年実績を天き く下回る」というごくごく普通の景気変動を理由に、

なんとのれん3682億円、商標権241円、有形固定資産80億円という計4003億円もの損計上が発表されたのです。これだけで実に買収金額の65.7%が消えました。

 

買収価格が高すぎたと言うのは簡単です。ただ、そもそも土地勘のないところで事業を始めるには、本来それなり の時間をかけて学ぶ必要があります。

 

それを、「時間を買う」とばかりにあまりに早く行動しようとしたため、授業料が高くついたと言う結果になりました。

 

 

近年とにかく失敗事例も目立つ海外企業の買収。だが今や成長戦略を描くうえで、 その必要性は高まるばかりです。各社はいったいどの国のどんな企業を買収しているのか。四季報で調べてみました。

買収した側である日本企業は東証33業種中の27業種で、127社もの企業が買収をしていました。

そのうち社数の多い順に、

①サービス業 17社

②化学 16社

③機械 12社

 

という結果になりました。次に、その日本企業に買収された海外企業は、46カ国にわたる254 社でした。

 

そのうち社数の多い順に並べると、

①アメリカ 70社

②イギリス 25社

③オーストラリア 17社

④ドイツ 14社

⑤シンガポール 13社

⑥中国 9社

⑦フランス、インド 8社

⑨イタリア、オランダ 7社

 

うーん。こうしてみると、傾向がかなりわかる気がしますね。5位以下は生産拠点としての買収が透けて見えます。上位4か国は技術面での買収もありそうです。

 

とはいえ、意外に自分が持っている銘柄が海外企業買収をしている場合があります。法律の違いや、見通しの甘さで爆弾になりかねないので要注意ですよ!

 

グローバル化の時代と言えど、安全に運用したいならそういう銘柄はさよならしておくのが吉かな。

 

 

あくまでご参考までに。

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