こんにちは!証券兄さんです。
トランプ政権の内幕を描いた『Fear(恐怖の男)』が発売と同時に全米でのベストセラーに躍り出ています。
いろいろメディアの注目が集まるトランプ大統領ですが、証券兄さんはビジネスマンらしくて好きですよ。今回は暴露本の一部についてご紹介します。
まとめると、
・トランプ大統領の暴露本「恐怖の男」が、発売初日に100万部を突破!
・ロシア疑惑や司法取引について書いてあるらしく、中間選挙は民主党に有利かも
・すぐにトランプ大統領罷免とならないと思うが、なったら大暴落くるかも
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初日から100万部を突破した暴露本
調査報道の草分けとしてしられるボブ・ウッドワード氏の新著『Fear(恐怖の男)』が9月11日に発売されました。
同書は即日で100万部以上を売り上げて在庫切れになるなど、大人気を博しています。日本語版は12月14日に刊行予定で、手に入るのはまだ先です。
ニクソン政権を退陣に追い込んだ「ウォーターゲート事件」のスクープで名を馳せたウッドワード氏は、米国で最も権威あるジャーナリズムの賞、ピューリッツァ賞を2回受賞している伝説の記者。
ウォーターゲート事件に興味ある人はウィキをどうぞ
ざっくり言うと、当時の大統領側が選挙戦での相手に盗聴器を仕掛けようとしたところから、これまでの後ろ暗いことがバレて大統領退任までなった事件。
トランプ政権の暴露本はこれまでも数多く出版されていますが、信憑性や注目度において他の暴露本とは一線を画しているといえますね。
「恐怖の男」では、トランプ大統領が弾劾を恐れていることが取り上げられており、最近の動きはこの恐怖心を煽っているといえるでしょう。
2016年の大統領選挙でトランプ陣営の選対本部長を務めたポール・マナフォート被告が14日、ロシア疑惑を捜査するモラー特別検察官との司法取引に応じています。
司法取引では、マナフォート被告が資金洗浄や司法妨害について有罪を認める代わりに、他の罪状での起訴が取り下げられる見通しです。
また、8月21日にはトランプ氏の元顧問弁護士マイケル・コーエン被告も司法取引に応じています。
コーエン被告は、トランプ氏と性的関係を持ったと主張するポルノ女優への口止め料をトランプ氏の指示で支払ったと証言しています。
この口止め料は違法な選挙献金に当たると考えられています。
コーエン被告やマナフォート被告が司法取引に応じるなど、ロシア疑惑に進展が見られたことでトランプ政権の支持率が低下しており、中間選挙では下院で民主党が逆転する勢いです。
リアル・クリア・ポリティクスによると、下院では民主党が206議席、共和党が190議席を確保したもようで、残りの激戦区の39議席のうち12議席を勝ち取れば民主党が過半数を占める計算となっています。
民主党の多くの議員が大統領の弾劾を公約に掲げていますので、下院で民主党が逆転した場合、弾劾手続きが開始されることは間違いないでしょう。
ただ、上院では民主党44議席、共和党47議席、激戦区が9議席となっています。
罷免には上院の3分の2以上が必要であることから、罷免の可能性はまだ低いままといえそうです。
とはいえ、トランプ大統領本人が「自分を弾劾すれば市場は暴落する」と述べるなど、最も恐れている弾劾の可能性は無視できなくなっています。
これがきっかけで大暴落がくるかもと証券兄さんはドキドキです。
投資は自己責任で!あくまでご参考までに。
今回も読んでいただきありがとうございました。疑問点や質問等がありましたらご意見下さい。次回もよろしくお願いします!
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