5月米雇用者数:13.8万人増に減速!

こんにちは!証券兄さんです。

昨日書いた雇用統計に関しての、正確な値が出ました。びっくりするくらいADP速報値とかい離があったので、週明けの市場は荒れそうです。

 

米労働省の2日発表によると、5月の非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比13万8000人増と、4月の17万4000人増(改定値)から減速した。エコノミスト予想値は18万人増だった。3月と4月は合わせて6万6000人の下方修正となった。

(米国 雇用統計とは?)

家計調査に基づく5月の失業率は4.3%で、前月の4.4%から低下した。エコノミスト予想は4.4%だった。失業者数が減少した一方で、就業者数も減り、労働力人口は縮小した。

平均時給は前月比では0.2%増と、市場予想と一致。前年同月比では2.5%増。市場予想は2.6%増だった。

 

全体的に市場予想をやや下回る数値となってしまいました。昨日書いたADP速報値とはなんだったのか…。雇用統計が市場予想を大幅に上回りそうという熱狂から、日経平均株価20000円超えに繋がったと証券兄さんは思うのですが、このままですと週明けの市場は大荒れになるのでは。

体感的な話なのですが、日本の市場を追っていると上がるときはじわじわと上がり、下がるときは一気に下がることが多いようです。週明け19700円くらいで落ち着いてくれればいいんですけどね…。

 

ちょっとかい離が大きいかなと思って個人的に、ADP雇用統計と雇用統計(政府発表)の比較データを作ってみました(2014~2016年の3年間のもの)。下の表になります。

 

表の上の数字が、雇用統計(政府発表)で下の数字がADP雇用統計となります。かい離の目安として2.5万人で色付けしてあります。ADPより2.5万人以上増なら赤色ADPより2.5万人以上減なら青色です

これを見るとかい離が2.5万人以内は、約36%

思ったより低い値となりました。ただ増加方向の赤色も含めると 約77%

速報値としてはなかなかいい数字ではないでしょうか。今回は大きく減少方向に転じてしまいましたが、5分の1の確立に当たったと思えば、まぁそんなこともあるかと思います。

 

以下、雇用統計の詳細

5月の労働参加率は62.7%と、前月の62.9%から低下。フルタイムでの職を望みながらもパートタイム就労を余儀なくされている労働者や職探しをあきらめた人などを含む広義の失業率は8.4%と、前月の8.6%から低下し、2007年11月以来の低水準となった。正社員を希望しながらもパートタイムで働く労働者は5万3000人減少して522万人。

民間雇用は14万7000人増加(予想17万5000人増)。前月は17万3000人増だった。政府職員は9000人減少した。

製造業は1000人減、建設業は1万1000人増。小売りは6100人減と、4カ月連続のマイナス。娯楽・ホスピタリティ関連は3万1000人増えた。

 

全体的に市場予想を下回る結果となりましたが、利上げが遠のくほどかと言われるとそんなことはない微妙な数字です。

アメリカの経済が上向きなのは変わらないので、この結果による利上げ延期はほぼないでしょう。ただ市場としてはADP雇用統計による期待がとても膨らんでいたので、失望感が強く表れる週明けとなるんじゃないかと証券兄さんは予想します。勝手に期待して勝手に失望と、たまったもんじゃありませんが相場とは往々にしてそんなもんです。

ただ今回ADP雇用統計のデータをまとめてみて、精度が高いとは言えないですがなかなか使い勝手がよい指標だと再確認したので、来月の雇用統計の際にはちょっとチャレンジしてみようかと思います。

チャレンジと結果はまた改めて書きますので、ご期待してください!

 

今回も読んでいただきありがとうございました。疑問点や質問等がありましたらご意見下さい。次回もよろしくお願いします!

 

 

 

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