生命保険会社8社中6社が減益予想 マイナス金利が響くか

こんにちは!証券兄さんです。

今日は生命保険会社に関するニュースがあったのでちょっと注目してみたいと思います。

主要生保8社グループの今期(2018年3月期)基礎利益は、予定利率の引き下げなど超低金利の影響が本格化し6社が減益、明治安田生命保険が増益、朝日生命保険が横ばいを予想している。

 日本生命保険は、今期の保険料等収入は横ばい、基礎利益は減益を見込む。前期はマイナス金利の影響が出始め、資産運用や商品販売ではすぐに影響があったが、予定利率の引き下げの影響は今年から出ると想定。超低金利の影響が本格化し、厳しい運用環境を見込み減益と予想する。

前期の保険料等収入は、住友生命を除いて全社減収となり合計では前の期比10.7%減の23兆6000億円。明治安田生命は、超低金利環境を踏まえ、一時払いの貯蓄性商品の予定利率引き下げや一部販売休止など計画的にコントロールし15.2%の減収だった。

一方、明治安田生命は子会社化した米スタンコープが貢献し6.5%の増益。住友生命では外国債券の利息収入の増加や買収したシメトラ社の配当等により利息・配当金収入が増え7.8%の増益となった。

マイナス金利政策について18年3月期も影響が大きいと考えられ、厳しい経営環境が続く見通し。

 

と、明暗がハッキリと別れた形になります。国内債券など国内に比重を置いている企業は減益、外国債券など海外に比重を置いている企業は増益という形になりました。

これはマイナス金利政策が大きな影響を与えております。基本となる金利が引き下げられ、国債に関してもほぼ金利をゼロとするように調整されております。

この金利の調整、実は世界中で行われているのは日本だけなんです

 

あまり目立たない金融政策ですがその破壊力は非常に大きいと証券兄さんは考えております。金融商品の価値はリスク(不安定な要素)とリターンで決まるものです。

しかし、リターンの部分を操作するということは金融商品の価値、今回ですと国債ひいては日本円の価値を操作することになります。

 

第一次世界大戦の際、ドイツはその膨大な借金を返済するためドイツマルクを大量に刷りドイツマルクの価値を操作しました。

その時ほど直接的ではありませんが、通貨の価値を操作することの危険性が想像できると思います。これは本格的に円を何かに変えておかなくてはいけないと証券兄さんは個人的に考えてます。

 

話はそれましたが、まだまだ日本の借金がある中このような金融政策が一年や二年で終わるとは考えられません。むしろ悪化する可能性さえあると思います。

生命保険は金融商品なのですが(保険に関してはまた詳しく書きたいと思います。)、日本人の安全志向により投資の大部分で国債が絡んできます。今後も厳しい展開が続いていくでしょう。

 

皆さんも生命保険の見直しなどこの機会に一度行ってみてはいかがでしょうか。生命保険会社の株をお持ちの方は、その企業が国内、海外運用のどちらに比重を置いているのか調べてから長期方針を考えることをお勧めします。

証券兄さんは現在の情報ですと、保険会社関連は長期的に厳しいと思っています。あくまでご参考までに。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。疑問点や質問等がありましたらご意見下さい。次回もよろしくお願いします!

 

 

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