株とは? その⑥  業績、ニュース、経済指標

こんにちは!証券兄さんです。

前回は、チャートの読み方の代表的な2つ「ローソク足、移動平均線」について書きました。今回は業績やニュース、経済指標で株価動くポイントを書いていきたいと思います。

前回の記事はコチラ 株とは?その⑤

 

業績での影響

業績は会社がどれくらいの儲けをだしたかが分かるものです。例えばトヨタ自動車(7203)の業績がよければ、「株価が上がる」ということが判断できます。逆に、業績が悪化した場合、「株価が下がる」と判断できます。このようにして業績は株価に反映されているのです。

 証券兄さんの目安として、業績が2倍(100%増)なら株価は4倍(300%増)です。
株価が動く主な要因は会社の業績です。投資家が会社の業績を知る手段は決算書や、日本経済新聞、インターネット、四季報などがあります。これらの情報の元になっているのは決算。決算で業績を把握することにより、これからその会社の株を買うべきかどうか、すでに保有している株については売るべきかどうか判断できるのです。

では、決算について詳しく見ていきましょう。2014年7月24日に発表された2014年3月期の第1四半期の京都きもの友禅(7615)の決算を題材に説明していきます。

京都きもの友禅の本業の成績にあたる営業利益が前年同期比70.5%減の1億3700万円(前年同期実績4億6700万円)となりました。この決算から言えることは、前年の第一四半期と比較して業績が悪くなっていますので普通に考えた場合売られやすくなります。

ちなみに、同社の主な収益源は成人式の時期と、卒業入学シーズンに着物の販売・レンタルで収益を上げている為、季節要因もあり単純比較はできませんが、今回の大幅減益について会社側は消費増税の影響で主力の和装関連事業が第1四半期について不調の原因だったと明らかにしています。
このように、業績を把握することは、その会社の実態をいち早く把握することができ、投資のチャンスを大きく高めることができるのです。

 

まとめ

・業績とは会社の「通信簿」のようなもの

・業績がよければ株が買われ株価が上昇し、悪ければ売られ株価は下落する傾向がある

 

ニュースで調べる

新聞やテレビなどのニュースで、ある企業のよいニュースが報道された場合、株価が上昇します。逆にスクープなどで悪いニュースが報道された場合、株価が下落します。
例えば、ソフトバンク(9984)が新技術を開発したとか、トヨタ自動車(7203)の利益が、市場が予想していた額を上回る利益が発生したことがニュースによって明らかになった場合、翌日の株価が上昇するというケースです。

市場関係者や個人投資家が注目しているニュースや番組についていくつかご紹介します。

株式投資を行う人全体に影響を与えている媒体は、日本経済新聞です。証券兄さんは毎朝1時間かけて読んでます。株価に対して最も影響力のある新聞だと言われています。例えば、日経新聞の1面で報道された場合、株価が大きな影響を与える力を持っています。
他にも、カンブリア宮殿などで、上昇企業の特集などが組まれた翌日、買われたこともありました。つまり、ニュースなどで報道されると一般の投資家と、企業との距離が近くなり購入者側にとって株価購入の判断材料が増えるといわれています。
一方、スクープなどによって悪い内容が明らかになった場合、株価は下落することもあります。事例として、2013年12月29日にマルハニチロ(1333)の子会社の旧アグリフーズ群馬工場で生産された冷凍食品から農薬が検出されました。この後、元契約社員による犯行であると明らかとなり世間を騒がせました。マルハニチロは4月に経営統合を行ったことに伴い新たに新規上場したため、合併前のマルハニチロホールディングスの株価について現在は分かりませんが、この事件の対応などで下方修正を行っています。

以下は情報の入手源の代表例

メディア名メディア
日本経済新聞新聞
【WBS】ワールドビジネスサテライトテレビ
株式経済新聞電子新聞
ガイヤの夜明けテレビ
カンブリア宮殿テレビ


まとめ

・ニュースは様々な手法で入手すべき

・よいニュースなら株が買われ株価が上昇し、悪いニュースなら売られ株価は下落する傾向がある

 

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経済指標で株価が動く

経済指標とは、政府などが定期的に発表する国の経常収支、財政状況、物価の状態などを数値化したものです。

経済指標は、その国の経済状況などを把握する有力な手段となっています。この指標はその国の先行きなどを把握する大きな判断材料となっており、その指標が良ければ買われ、悪ければ売られる要因となります。

まず国内の経済指標について見ていきます。下の表を見てください。

経済指標公表機関公表時期
国内総生産(GDP)内閣府年に4回
日銀短観日本銀行年に4回
景気動向指数(CI)内閣府毎月
機械受注内閣府毎月
完全失業率総務省毎月
国際収支財務省毎月

この経済統計は国が発表している有名な経済統計です。これから国内総生産(GDP)を例に説明していきます。国内総生産(GDP)とは、その国で生産されたものの総額のことを言います。

日本の場合、日本国内でどれだけのモノやサービスが生まれたのかを示しています。この数字が前年と比較して良ければ、株価は上昇します。逆に、悪かった場合、株価が下落する要因となります。
次に海外の経済統計について解説していきます。日本はアメリカや中国などと経済関係が強いので、周辺国の動向によって株価が影響を受けることもあります。

例えば、中国PMIが悪化したことにより同国の経済状況が悪化したと明らかとなった場合、主要な輸出先であることから、日本も景気が悪くなるのではないかと警戒され、日経平均株価が下落する要因となり得ます。海外で注目されている経済指標について、特に注目してもらいたい経済指標について以下の表にまとめました。

経済指標国名(地域)
米国内総生産(GDP)米国
米雇用統計米国
中国PMI中国
ユーロ圏・失業率EU

経済統計を知ることはその国の経済状況について、これからよくなるのか悪くなるのかを判断する手段となりますのでご参考にしてください。

それぞれの指標についてはまた詳しく書いていきたいと思います。

 

今回も読んでいただきありがとうございました。疑問点や質問等がありましたらご意見下さい。次回もよろしくお願いします!

 

 

 

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