株とは? その⑤ チャートの読み方、ローソク足・移動平均線

こんにちは!証券兄さんです。

前回の記事では、銘柄の選び方と注意すべき銘柄である「仕手株」について書きました。今回は、見たことあるけどよくわからないで評判のチャートの基本的なことについて書いていきたいと思います。

以前の記事はコチラ 株とは?その④

 

ローソク足とは

ローソク足とは、株価を判断する際とても大事な指標となってきます。現在は、テクニカルを指標として世界中で使用されています。このローソク足チャートの「ローソク」は、1日や1週間というように時間を区切った時の、始値(はじめね)、高値(たかね)、安値(やすね)、終値(おわりね)、という四本値(よんほんね)を形で表したものとなっています。

このローソク足は実は日本発祥のテクニカル指標で、江戸時代に出雲国の米商人 本間宗久(ほんま そうきゅう)が発案し、大阪・堂島の米取引で使われたと言われています。

 

 まず、陽線について説明していきます。白抜きの四角がある方です。陽線はそのときの終値が初値に比べてどのくらい上昇したのかを表したものです。初値に対して終値がどのくらい上昇したのかを表しています。

つまり白い棒があったら株価が上がっているということです

このケースの場合、そのときの終値が初値に比べて20円上昇したことが分かります 。上昇相場では、陽線が続くことが多いです。
次に、陰線について説明していきます。陰線はそのときの終値が初値に比べてどのくらい下落したのかを表したものです。

 つまり黒い棒があったら株価が下がっているということです

このケースの場合、そのときの終値が初値に比べて20円下落していることが分かります。下落相場では陰線が続くことが多いです。

 また、この時の下値の線を下ヒゲ、上値の線を上ヒゲと言います。ヒゲが長いほど場中(取引時間中)での値動きが激しかったとわかります。

例:1000円スタート→1200円→1010円で終わる

白い小さい四角+上に長い線 となります。

もう一つは十字の形をした同時線です。この線は相場が上下しましたが、結局そのときの終値が初値に比べて同じ値段で取引を終えています。

これは投資家がどっちに取引をしてよいか迷っている状態を表しているのです。

 

まとめ

その時系列に沿って株価がどのくらい上昇(下落)したのかが分かる(日足、週足、月足など)・

上昇時は陽線と呼ばれる白(赤など)で表記される

・下落時は陰線と呼ばれる黒(青など)で表記される

ちなみに日足、週足、月足はそれぞれ「ひあし」、「しゅうあし」、「つきあし」と読みます。証券兄さんシュウソクと読んで先輩にこっぴどく怒鳴られました…。

 

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移動平均線とは

移動平均線とは、一定期間の株価の平均値を線としてつなぎ合わせた指標。一般に株価チャートを見るとローソク足(株価の動きをグラフ化したもの)のならびにあわせるように2本もしくは3本の線が絡むように配置されています。

移動平均線を利用すると株価に関する次のようなことを知ることができます。

・現在の株価が一定期間の平均に比べてどの程度の位置にあるのか

・株価の流れはどうなっているのか(上昇か下落か、もしくは横ばいか)

・株価の流れが変化したかどうか

これらを知ることで株価の値動きについての予測が立ちます。

移動平均線とローソク足 日足
上図は「日足」のチャートです。
そしてこのチャートでは3本の移動平均線が使われており、下記の通り。

黄緑:5日移動平均線    赤:25日移動平均線    青:75日移動平均線

となります。

  株価の値動きは基本的にはランダムですが、平均値と今の株価を比べてみることで、そこに一定の法則を見出すことが可能となります。人によってはこの移動平均線こそすべてを表しているという考え方の人もいます。

チャートを使うテクニカル分析においては、株価の今後の値動きを多少なりとも予想しようとして移動平均線を使用するのです。

多くの投資家が移動平均線の動きに合わせ株価の売買を行うことから、一般的な売買サインとなっている場面では、その通りに株価が動くことも多いです。そのため、一般的に知られている移動平均線の売買サインをまずは知っておくことが大事です。

ゴールデンクロスとデッドクロス

売買のタイミングを測るためのサインとして、ゴールデンクロスとデッドクロスと言うものがあります。ゴールデンクロスは、短期の移動平均線が中期の移動平均線を下から上へとクロスしたタイミングで買いサインというものです(下記画像向かって左。点線が短期移動平均線)。一方で、デッドクロスは、短期の移動平均線が中期の移動平均線を上から下へとクロスしたタイミングで売りサインというものです(下記画像向かって右。短期移動平均線)。

 

さて、このサインは確かに有名なのですが、実際の使用には注意すべき点があります。短期売買に関しては、株価の動きが激しいと移動平均線と株価のクロスが頻繁に発生してしまいます。

そのため、ダマシ(売買サイン発生に見えるニセのシグナル)がおきることがあります。そんな時にはクロスしたと見せかけて結局クロスせずに終わることも多いため、例えばゴールデンクロスしたと考えて株を買ってしまった場合に、その後株式は上昇せずに下落もしくは横ばいになることもあります。

ゴールデンクロスやデッドクロスを利用する場合に、ダマシにひっかかったと判断したなら素直にいったん仕切り直し(いったん損失を確定させる)をしましょう。逆に、ゴールデンクロスやデッドクロスによって株の上昇や下落の流れに乗れた場合には、利益をできるだけ伸ばすようにするとよいでしょう。

おすすめの応用的な利用法としては、ゴールデンクロスをする前に株を仕込んで、思惑通りクロスをしたら株を売るのではなく、新たに株を買い増しして利益をのせていくという方法があります。またチャートの時間軸を複数見て(日足、週足の2つなど)その両方にゴールデンクロスが出ていれば、かなり強気のシグナルなので、それを探すという方法もあります。

まとめ

・「5日移動平均線」、「25日移動平均線」、「75日移動平均線」などがある

・移動平均線は複数の線を使うことで次のトレンドが把握できる

ゴールデンクロス=「買いシグナル」、デッドクロス=「売りシグナル」

 

テクニカルだけで見るというのが、巷の本や情報雑誌で溢れていますが、正直なところいうと非常に難しいです。というのもITの発達により解析が容易になったので利用する人が増えたからです。ただ増えるだけならシグナルの信用性が増すのですが、年々新しい見方や解析法が出てどんどん多様になっています。これ一本で考えるなら相当勉強しないとダメです。

ただ判断材料の一つとして使えるので、自分が気に入ったテクニカル手法と一般的に使われるものくらいは覚えた方が良いですよ。

 

 

今回も読んでいただきありがとうございました。疑問点や質問等がありましたらご意見下さい。次回もよろしくお願いします!

 

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