こんにちは!証券兄さんです。
前回の投信の続きについて書いていきたいと思います。
投信信託でどうやって儲けるの?
じゃあ実際に投信で儲けるにはどのような方法があるのでしょうか。投信で儲けるには2つの方法があります。
①投信自体が値上がりしたところで売る
②分配金を貰う
この2つのみです。今回は①投信自体が値上がりしたところで売るについて書いていきます。
まず投信の本体に値段がついています。投信の値段のことを「基準価額」といいます。
投信には、取引を行う際の単位があって、それは「口(くち)」と呼ばれます。一般的に10000口=10000円の単位で投信はスタートします。基準価額は10000口の時の投信の値段で言われることが多いです。
それでは、ここで例を出して考えてみましょう。
投信Xが、10000口=10000円の時にAさんが3万口を購入しました。運用の結果、一年後に基準価額は12000円になりました。
この時点で売却すると、12000×3=36000円。初期費用が30000円なので6000円の儲けになります。
逆に一年後、運用の結果8000円になったとします。8000×3=24000円。初期費用が30000円なので6000円の損となります。
投信の利益の一つはこのようになっております。株価やほかの金融商品もこの点は変わらないので、このことをしっかり念頭に置いておきましょう。
今回のまとめ
・投信の儲け方には2種類あり、基準価格の変動と分配金によるもの
・基準価格が買った時と売った時の差額が儲け
次回は②について解説したいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
次回もよろしくお願いします!