年金とは何か?その②

こんにちは!証券兄さんです。

前回の記事で年金についての概要を説明しました。今回は実際年金を払わないとどうなるかや、年金以外に必要となるものについて書いていきたいと思います。

年金(公的年金)は20歳以上の人は全員加入する必要があります。ただし、中には年金(保険料)を払っていないという方も多いようです。通知が来てもめんどくさいと考える方や、将来もらえないだろうと拒否をする人も多いようです。

実際、こうして年金を払わなかった場合はどうなるのか?ということをまとめていきます。

 

年金を払うのは義務である

まず、年金を支払うのは義務です。法律によって規定されており、国は強制的に徴収することこともできます。

年金を払わないと「納付を勧めるハガキや電話」などがあります。それでも支払わない場合には「勧奨通知書(催告状)」が届きます。特に十分な所得があるにも関わらず年金を支払わない人に送られます。延滞金の支払いや財産の差し押さえの可能性などが通知されます。

その後は「督促状」「差押予告」「財産差押」という順に失効されていく形になります。
そのため、年金は破綻しかかっているんだから払わないというのは、自由意思で決めることができるものではないのです。

税金と同じように「強制力をもって国は支払わせることができるもの」だということを知っておきましょう。

実際、年金保険料の未納率上昇などによって本腰を入れた対策を行っており、国民年金の強制徴収(財産の差し押さえ)などの件数も急増しており、払いたくないから払わないというのは通用しなくなってきています。

なお、経済的な都合によって「支払えない場合」には別の手段もあります。所得が少ない場合などは年金の免除などの制度もいくつか用意されています。面倒くさがらずにそういった手続きを行いましょう。

 

年金は「老後」だけのものではない

また、知っておきたいことの一つに、年金は老後だけのものではなく、万が一の事故や遺族保障という点も兼ねているということです。

事故や怪我で高度障害を負った場合でも年金を払っておけば、障害年金などの形で障害の程度に応じた年金が支給されます。年金未納があるとこうした年金を受け取ることもできません。

以下それぞれについてまとめると、

老齢基礎年金

いわゆる、普通の年金です。65歳以上になるとこれまでの年金の加入期間に応じて年金を受け取ることができます。最低25年以上の加入が必要です。(平成27年10月以降は受給資格を得るための期間が10年間に短縮される予定)

障害基礎年金

病気や怪我で後遺障害が残った場合に受け取ることができます。受給可能な金額は障害の程度と子供の有無によって異なります。保険料納付済期間(保険料免除期間を含む。) が被保険者期間の3分の2以上が受給資格となります。

遺族基礎年金

万が一加入者がが死亡した場合に、妻や子に対して遺族年金を支給するというものです。

こういったものもありますので、ちゃんと年金は納めるようににこころがけましょう。

 

年金以外で老後を乗り切る方法

公的年金制度だけで生活するというのは今後将来を考えたとき、持続不可能な社会となっていることは間違いありません。
現役時代にたくさんの富を築くことができた、特別な人を除き、私たち普通の人というのは老後を年金だけにたよるというのは事実上不可能だと思います。

そもそも、平均寿命が延びる中、長く働くということは合理的な話です。もちろん定年については個人で決めることができませんが、定年を迎えるまでの間に、定年後も何らかの収入を得るための努力をしておくというのは年金問題を解決する一つの手段だと認識しておくべきだと思います。

しかしながら年金を受給しながら、ある一定以上の収入となると税金がかかってしまい、逆に損することになってしまいます。(60~64歳の方は、年金+給与が28万円を超えると危険です。)

これはあくまでも給与所得に対するものになってくるので、株の売却益や配当金などは別の扱いになってきます。

 

公的な年金制度だけを頼りにすることのリスクを感じ始めた人が自分で年金を積立てるという私的年金に対して取り組みを始めているようです。

私的年金(じぶん年金)を検討する時にまず一番お勧めなのが「確定拠出年金(日本版401k)」です。税制上のメリットが大きく、掛け金が全額所得控除になるなど、負担を抑えて年金資産を作っていくことができます。

これについては、また別記事で書いていきたいと思います。

公的年金だけで老後資金をカバーするというのは現時点でも困難です。ましてや将来はもっと厳しいことになるでしょう。そうした時のためには「自分自身で年金や老後のための資産を確保する」ということが大切になります。皆さんも素敵な老後を送れるようしっかりと準備していきましょうね。

 

今回も読んでいただきありがとうございました。疑問点や質問等がありましたらご意見下さい。次回もよろしくお願いします!

 

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