伝説の投資家 ウォーレン・バフェット その③ バフェットの銘柄

こんにちは!証券兄さんです。

前回、前々回とウォーレン・バフェットについて書いてきました。今回は、実際に彼が今現在どのような銘柄を持っているのかについてまとめていきたいと思います。

 

色々なことを書いてきましたが、ウォーレン・バフェットがどんな銘柄に投資しているか、気になりますよね。これは、バークシャーハサウェイの投資銘柄を調べればわかります。

 

バークシャーハサウェイの保有銘柄

 

《2017年3月末時点の上位10銘柄》

 

順位銘柄 比率
1位クラフト・ハインツ18.3%
2位ウェルズ・ファーゴ16.5%
3位アップル11.5%
4位コカ・コーラ10.5%
5位アメリカン・エキスプレス7.4%
6位アイビーエム7.0%
7位フィリップス664.0%
8位USバンコープ2.7%
9位チャーター・コミュニケーションズ 1.9%
10位ムーディーズ(MCO) 1.7%

 どうでしょうか、ほとんどの企業が聞いたことがある企業だと思います。これといってきばつなところに投資をしないのもウォーレン・バフェットの投資の特徴と言えるかもしれません。

 各企業の簡単な説明も載せていきます。

クラフト・ハインツ(KHC)

The Kraft Heinz Company【ティッカー:KHC】2015年7月に上場 決算日12月

クラフト・フーズ・グループとH.J.ハインツの合併(2015年)に起因して新たに作られた企業で、食品業界で世界第5位。主に米国とカナダで製造し世界各地で販売に従事しています。
主要製品はケチャップのハインツ、チーズ類のクラフト、肉製品のオスカーメイヤーなど。
今回の合併により原材料の調達コスト削減や、得意市場の共有化(米市場が中心のクラフト商品をハインツの世界販路を利用して海外拡大)などが期待されています。

 

ウェルズ・ファーゴ&カンパニー(WFC)

Wells Fargo & Company【ティッカー:WFC】 
1852年に設立 決算12月

金融機関の資産規模は4位ですが、時価総額・純利益では1位です。
派手な投資業務ではなく、伝統的な貸付に集中しており業績が安定しています。(住宅ローン、中小企業向け融資、自動車ローン1位、学生ローン2位) 売上のほぼすべてが米国に集中しており、全米の3分の1の世帯と取引があると言われています。

 

アップル(AAPL)

Apple【ティッカー:AAPL】 1977年に設立 決算9月

世界をリードし続けるデジタル家電メーカー。Mac、iPod、iPhoneに代表されるコンピューターや周辺機器の開発を主力としながら、iTunes Storeや携帯音楽プレーヤーiPodなど新分野にも積極的です。
iPhoneには、熱狂的なファンも多く、一部の新興国ではステイタスと一つとも言われています。2015年3月18日からNYダウ銘柄に組み込まれました。

テクノロジー株の中ではPERが低く、隠れた割安株と呼ぶ専門家もいます。絶好調を継続するアップルですがiPhoneの売上高が全体の6割を超えており1つの製品への依存度が高すぎる事を指摘する声もあります。

 

コカ・コーラ(KO)

Coca-Cola【ティッカー:KO】 1886年に設立 決算12月

世界200以上の国や地域で飲料を販売しています。炭酸系飲料が過半を占め代表的なブランドとしては日本でもお馴染みの「コカ・コーラ」「スプライト」「ファンタ」など。2015年にエナジー飲料のモンスタービバレッジや野菜ジュースのSuja Juicesに資本参加。財務数値が優良で日本の投資家からも人気が高い銘柄です。
NYダウ工業株30銘柄(2017年3月現在)

バフェット銘柄としても有名で、バフェットが経営する投資会社「バークシャー・ハサウェイ」の米国株式ポートフォリオでは、コカ・コーラはTOP3の一つです。余談ですが、バフェット氏はコカ・コーラとハンバーガー中心の偏食家として有名です。

 

アメリカン・エキスプレス(AXP)

American Express 【ティッカー:AXP】 1850年に設立 決算12月

AMEXブランドで有名な米国クレジットカード会社です。カード会員数は9000万人を超えており、会員には金融・旅行サービスを行っています。高所得者向け事業のイメージが強いのですが、最近は低所得者向けのプリペイドカードも販売しています。

トラベラーズチェック、旅行傷害保険などの旅行関連事業も手掛けており、銀行業などの金融サービス業務を中心業務とするグローバル企業です。NYダウ工業株30銘柄(2017年3月現在)

 

アイビーエム(IBM)

International Business Machines【ティッカー:IBM】 1910年に設立 決算12月

最新情報技術を利用したコンピュータ関連のハードウェア、ソフトウェア、サービスおよびビジネスコンサルティングサービスを全世界で提供しています。
かつてはコンピュターの巨人と言われたが、マイクロソフトなどの台頭もあり不振へ。しかしハード中心の事業から、企業が抱えている問題を、ITシステムやビジネスモデルで解決するソリューション事業に重点を移すことで復活を遂げました。 現在は、クラウドやビッグデータ解析、セキュリティなどの分野へ転換をはかっています。NYダウ工業株30銘柄(2017年3月現在)

 

フィリップス66(PSX)

Phillips 66 【ティッカー:PSX】 1875年に設立 決算12月

2012年にコノコフィリップスから独立しました。
下流部門のエネルギー会社。石油の精製、販売、輸 送などに従事。化学品製造と発電も手掛けます。
ガソリンスタンドは「76」、「Phillips 66」、「CONOCO」などがあり、米国では誰もが知っています。
石油精製部門は全部で15の精油所を持っており、日量220万バレルの原油を精製する能力があります。

 

USバンコープ(USB)

U.S. Bancorp 【ティッカー:USB】 1929年に設立 決算12月

USバンコープはミネアポリスに本社を置く地銀で、多様な金融サービスを行う銀行の持株会社です。主力のUS Bankは商業銀行で米国5位。伝統的な商業銀行ビジネス主体で、大手銀行に比べて低コスト体質で収益性も高いことが魅力です。クレジットサービスは子会社のElavonが運営し堅調。

 

チャーター・コミュニケーションズ(CHTR)

Charter Communications【ティッカー:CHTR】 1999年に設立 決算12月

米国の通信会社でケーブルテレビ事業、インターネット事業が主力。
ベーシック、オンデマンド、デジタル録画、携帯端末視聴を含むテレビサービスのほか、インターネット、電話サービスを提供しています。
また、企業向けにインターネット、データネットワーク、光ファイバー接続、電話などのサービスを提供。
2009年に破産申請し経営再建中です。

 

ムーディーズ(MCO)

Moody’s【ティッカー:MCO】 1900年に設立 決算12月

スタンダード&プアーズと並ぶ2大格付け会社の一つで、企業、債券などの信用力を調査して信用格付けを行っています。主に債券の発行会社から手数料収入を得て格付けを行っています。また、格付け以外にも資本市場に関するリサーチ、リスクに関する分析などの提供も行っています。
格付け業務としては世界約120ヶ国の企業発行体(約1万1千)、公的発行体(約2万1千)、証券化商品(約7万6千)の分析評価を行う最大手機関です。

 

 

 上位10銘柄と合わせて注目したいのが“買った銘柄”と“売った銘柄”です。
下記はセクターごとの保有銘柄を紹介していますが、2016年12月末と比べて保有が増えた銘柄は赤字、減った銘柄は青字にしました。保有が増えた銘柄、減った銘柄は“バークシャーから見た企業の将来性ではと推察できますね。

金融

銘柄保有比率
ウェルズ・ファーゴ&カンパニー(WFC)16.5%
アメリカン・エキスプレス(AXP)7.4%
USバンコープ(USB)2.7%
ムーディーズ(MCO)1.7%
ゴールドマン・サックス(GS)1.6%
バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BK)1.0%
エム・アンド・ティー・バンク(MTB)0.5%
VISA(V)0.6%
マスターカード(MA)0.3%
トーチマーク(TMK)0.3%

 

消費

 

銘柄保有比率
クラフト・ハインツ(KHC)18.3%
ザ コカ・コーラ カンパニー(KO)10.5%
コストコ・ホールセール(COST)0.5%
レストラン・ブランズ(QSR)0.3%
ウォルマート・ストアーズ(WMT)0.1%
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)0.0%
P&G(PG)0.0%
モンデリーズ・インターナショナル(MDLZ)0.0%

 

運輸

銘柄保有比率
サウスウエスト航空(LUV)1.6%
デルタ航空(DAL)1.6%
アメリカン航空グループ(AAL)1.3%
ユナイテッド・コンチネンタル(UAL)1.3%
ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)0.0%

 

メディア

銘柄保有比率
チャーター・コミュニケーションズ(CHTR)1.9%
リバティ・メディア(LSXMK)0.8%
リバティ・グローバル(LBTYA)0.7%
シリウスXMホールディングス(SIRI)0.6%
グラハムホールディングス(GHC)0.0%

 

その他

保有銘柄比率
アップル(AAPL)11.5%
IBM(IBM) 7.0%
フィリップス66(PSX)4.0%
ダービタ・ヘルスケア・パートナーズ(DVA)1.6%
ゼネラル・モーターズ(GM)1.1%
ユーエスジー(USG)0.8%
ベリサイン(VRSN)0.7%
モンサント(MON)0.6%
アクサルタ・コーディング・システムズ(AXTA)0.5%
ワブコホールディングス(WBC)0.2%
ゼネラル・エレクトリック(GE)0.2%
サノフィ(SNY)0.1%
ベリスク・アナリティックス(VRSK)0.1%
ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)0.0%

 

頻繁に売買してコロコロ銘柄が変わるトレーダー達とは違い、ウォーレン・バフェットのスタイルは長期保有。となれば、長期保有スタイルのウォーレン・バフェットの保有する銘柄なら投資の参考にすることができます。ただすべてを真似する必要はありません。あくまでご参考までに。

 

 

今回も読んでいただきありがとうございました。疑問点や質問等がありましたらご意見下さい。次回もよろしくお願いします!

 

 

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